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今回は、このリーディングスタディー、『Seasons of the Mind~こころの季節を感じ、聞いて、上手に消化していく方法~』の序章として、本書籍の生みの親であるモーナの若かりし日のお話をご紹介しましょう。


モーナはワイキキで育ちました。
当時のワイキキは、其処ら中タロイモの泥道でした。

モーナの母は名が知られるヒーラーで、モーナ本人も2歳の頃からヒーラーとしてのギフトを表現し始めたようです。
彼女の父親がある時足を骨折し、なかなか骨がもとには戻らなかったとき、モーナが力を使って、足をもとに戻したことから、周りもそのことに気づくようになりました。

こども時代のモーナは色々なものが空中に飛んでいるのが見えました。
スピリットです。
多くの人はそれらを恐れていました。
モーナは父親に、

「あの空に飛んでいるスピリットは何?」

と本当にまだ小さかった頃、聞いたそうです。
父は言いました。

「光が見えるのなら、自分が最初に来たところに帰りなさいと教えてあげなさい」

そう父から教わったモーナはある時、
空中に漂うスピリットに向かって、

「あなたどこに行くの?」

と尋ねました。

Morrnah Nalamaku Simeona モーナ・ナラマク・シメオナ SITHホ・オポノポノの創設者であり、1983年にハワイ州宝に選ばれる。 モーナ女史の詳細プロフィールはこちらからご覧ください。 モーナ女史のインタビュー記事はこちらからご覧ください。
Morrnah Nalamaku Simeona モーナ・ナラマク・シメオナ SITHホ・オポノポノの創設者であり、1983年にハワイ州宝に選ばれる。 モーナ女史の関連インタビュー記事はこちらからご覧ください。

「あたたかい洋服はないの?食べ物はある?マスターのところにちゃんと帰れる?」

と聞きました。

そうして、スピリットはどこかへいなくなったそうです。
すると、翌日、ある隣人が亡くなったという知らせがありました。

お別れのため、その家に行ったモーナは怒りを感じました。
昨日出会ったはずのスピリットがなんと、その家に閉じ込められていたのです。

事情を聞くと、そこで亡くなった男性は、黒い魔術師で、
子供を呪いで殺し、その魂を家に閉じ込めていたそうです。

モーナは、昨日自分が誤ったことを、そのスピリットに教えてしまったということに深く後悔しました。
そのスピリットは、帰り道をわからなかったのです。
わからないので、その男のもとに戻ることになったのです。

モーナは、そこで初めて、帰り道は、自分の内側にあることに気づきました。
自分が知らず知らずに溜め込んできた歴史を手放すことで、
その方法を思い出すことで、
ゼロになり、
本当のお家へ戻ることができるのだということを知ったのです。

そこから、幼いモーナは、内なるクリーニングの道を歩き始めました。
そして、どのようにして、あらゆる存在が本当の道、自分に戻ることができるのか、
そのプロセスを構築し始めたのです。

同時に、モーナは、彼女が持っているその才能が
すべての人にあるわけではないのだということに気がつきました。

静かに、ヒーリングハーブやロミロミを極めていき
その独自の技術を精神疾患のあるこどもたちに伝授していきました。

長いことカフナであることを周りには隠して活動を行っていましたが、
ハワイそのものがモーナを探し出しました。

「表に出るときが来たよ」

とハワイからの声を聞いたモーナは
それから1980年にSITHの原型となる最新のホ・オポノポノのプロセスを形作る、
本当の自分を探す、神聖なる存在繋がる道を提供することを始めます。

このプロセスには、間に入る先生やグルが必要はありません。
それによって、あらゆる存在、一切規制のない、
すべての存在がこのプロセスにアクセスすることができます。

このプロセスに信仰は何の影響も与えません。
信じることよりも、実行することが鍵になるのがクリーニングなのです。

ネガティヴな記憶を消去し、
あなたの人生のブロックとなっている居心地の悪さや病気、
貧しさとして現れるものを解放します。

問題を解決し、「穏やかさ」が人生のベースであることが目的なのです。

人生のあらゆる困難はすべて自分の中にあり、
わたしたちができることは、どうやってそれを聞くのか、を学ぶこと。
問題をどうやって生きるのではなく、その問題をまずは、聞くことなのです。
ここで、問題を聞く、とは、つまり、
クリーニングを通し、表面意識では、捉えることができない、ウニヒピリの抱えた記憶を受け入れ、
手放す道へと戻すということです。

この画像はヒューレン博士が書き残した「誰の責任か」2005年5月12日から抜粋したものです。

人生は花開くと感じることもあれば、何も実らないと感じるような絶望を体験することもあります。
でも、その体験は、内側で再生されている記憶なのです。
それを、今、手放し、あなたに流れる、穏やかな調和の音を生きる時がきたのです。


今、あなたの心はどの季節にいますか?

そこではどんなことが起きていますか?

このホ・オポノポノを使って、自分の人生を記憶ではなく、
インスピレーションから生きると選択した人たちの体験記を地図にして、春夏秋冬、一緒にホ・オポノポノライフをスタートしませんか?

POI
SITHアジア

『秋冬春夏』リーディングスタディー

『秋冬春夏』リーディングスタディーのご案内
序章
第1回:30頁「 冬 」
第2回:31頁「 父 」
第3回:33頁 「 友達 」
第4回:34頁「 わたしの平和 」
第5回:35頁「 家から始まる 」
第6回:37頁「 愛にむかって 」
第7回:番外編「 冬から春へ 」
第8回:40頁「 春 」
第9回:41頁「 ビジョン 」
第10回:42頁「 鬱そして実績 」
第11回:43頁「 変化と自由 」
第12回:44頁「 すべてはわたしからはじまる 」
第13回:45頁「 調和 」
第14回:46頁「 恐れ 」
第15回:47頁「 ちょっとした変化 」
第16回:49頁「 選択 」
第17回:51頁「 友 」
第18回:53頁「 夜に 」
第19回:56頁「 手放すこと 」
第20回:58頁「 いのちの息吹 」
第21回:62頁「 夏 」
第22回:63頁「 こどもの話 」
第23回:65頁「 愛犬 」
第24回:66頁「 木 」
第25回:67頁 「 トマト 」
第26回:68頁「 敬意 」
第27回:69頁「 25セント硬貨 」
第28回:72頁「 島をキレイに! 」
第29回:73頁「 干ばつ 」
第30回:75頁「 幽霊 」
第31回:76頁「 ウニヒピリ 」
第32回:78頁「 仕事の中で 」
第33回:79頁「 自由に 」
第34回:80頁「 緊急事態 」
第35回:82頁「 消去! 」
第36回:83頁「 敵は去った 」
第37回:84頁「 自分と会話する 」
第38回:85頁「 きれいさっぱり 」
第39回:86頁「 水が怖い 」
第40回:87頁「 手放す 」
第41回:88頁「 関係を修復する 」
第42回:89頁「 洞察力 」
第43回:90頁「 こどもの能力 」
第44回:92頁「 おくりもの 」
第45回:95頁「 再生 」
第46回:番外編「 心の書初め 」
第47回:12頁「 秋 」
第48回:13頁「 母とわたし 」
第49回:14頁「 目と目を合わせて 」
第50回:15頁「 自由に 」
第51回:16頁「 明るいたましい 」
第52回:17頁「 修理いらず 」
第53回:18頁「 話す草と少年 」
第54回:19頁「 機械 」
第55回:20頁「 ホ・オポノポノとビジネス 」
第56回:23頁「 フルタイムジョブ 」
第57回:26頁「 先の見えない探求 」
『心の季節』における四季を共に過ごしてくださった皆様へ

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