よみもの

イベント

セッション

KR

ショップ

この宇宙において、自分の才能を生かさずにいること、そして正しい時に正しい場所にいないという実感を持ちながら生きること、それは、魂の苦痛を生みます。なぜなら、神聖なる存在、つまりあなたの本当のいのちの繋がりを感じられていないからです。

誰も好き好んでそうしているわけではないでしょう。それによって一番苦しんでいるのは自分だということもよくわかります。
しかし、そうあるのは、これまで自分が選択してきたことなのです。愛ではなく、記憶を選択してきたことが繰り返されてきたことによる物なのです。

そんな覚えはないと本気で思うほどに、わたしたちは記憶の上に記憶を塗りながら生きています。積み重なる判断に次ぐ判断、記憶が再生され続ける限り、わたしたちは自分自身のブループリントから離れていくでしょう。
何をしたらいいのかわからない。正しい方法がわからない。そういう言葉が発せられる度に、わたしたちはそれを手放す努力を絶え間なくしないといけないのです。

宇宙規模で体験されている「絶望」を、わたしたちは世界の端々で目にします。
遠く離れた国で起こった悲劇的な出来事に対してあなたが感じること、道でただ歩いていただけなのに見知らぬ人が自分にとても攻撃的に接してきた時にあなたが感じること、富と貧しさ、正しさと過ち、日々体験する様々なことの振れ幅があまりに大きくなっていることで、その間にあるつながりや流れを掴むことが困難になっています。
それでも、わたしたちは自分が体験したのであれば、自分の意志を使ってクリーニングし手放す努力を惜しまないことが必要です。

自分の感情、絶望、行き詰まりは、あなたの内なる子どもであるウニヒピリが癇癪を起こしていることの表れです。誰かが落ち着かせてあげないといけません。そこからどう戻ってくることができるのか、幼い子どもにはわからないのです。

「こんな暮らしは好きじゃない!」
「あの人もこの人もみんな大嫌い!」

あなたの内に今にも溢れだしそうなそんな声があるという事実に気づいたのなら、どうかそんな日々をただ乗り越えていこうとするのではなく、扉を開いて自分の内に話しかけましょう。
「こんなに重く痛々しい記憶を持っていたのね、教えてくれてありがとう。」
解決策よりも次のゴールよりも、最も必要なのは落ち着くきっかけです。それは安心と愛です。
自分ではコントロールすることができない不安定な足元にいるときに手を差し伸べてくれるような存在、それはあなたなのです。

どうか今、あなたがどんな状況であっても「ここは自分の居場所ではない!」と絶望して、崖から落ちないでください。崖から落ちそうな瞬間でも、そこから完璧にクリーニングをはじめることができます。あなたの求める営みや暮らしはクリーニングを続ける中でリズムの中に発見されていきます。
あなたが自身の内側に歩み寄ることでもう一度、善意や平和、心地よさを発見するでしょう。わたしが記憶を手放すというアクションを起こすその瞬間の中に見つけることができます。

平和
モミラニ・ラムストラム


Momilani Ramstrum, Ph.D. モミラニ・ラムストラム 1983年、オアフ島でモーナ女史が開催したSITHのミニレクチャーに参加し、以来、スタッフとして活動。故モーナ女史から講師へのトレーニングを直接受けた数少ない内の一人でもある。 カリフォルニア州サンディエゴ、メサカレッジの教授兼音楽監督として活動するほか、近年ではクリーニングのインスピレーションから絵画を始め、展覧会が開催されている。 モミラニ・ラムストラムの関連インタビュー記事はこちらからご覧ください。個人セッションの詳細・お申し込みはこちらからご覧ください。

講師インタビュー

動画

体験談