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今回も、ホ・オポノポノ講師のジーンさんにお話を伺いました。
テーマは「身体と健康のクリーニング」。

前回までのインタビューでは、
1.どうやって「自分を見る」か
2.身体の痛みとクリーニングツール
3.いつでもどこでもクリーニングする方法
 をお届けしました。

今回は、家族に関する病気や身体の不調、
 そして意外にもSNSを含めたクリーニングについて伺います。


<家族に関する病気をクリーニングする>


── ある方から具体的な質問をいただきました。
「母が若いころに心を痛め、晩年はうつの症状がありました。
わたし自身も長くクリーニングを続けていますが、あまり変化を感じられません。
さらに、娘は子どものころから喘息があり、孫も喉の炎症を起こしやすいです。
このような家族に続く病気に対して、どのようにクリーニングすればよいでしょうか?」

まず、この方が体験していることは、
ご自身の内なるメモリーバンク――ウニヒピリの中にある記憶の再生によるものです。
そしてその記憶は、家族や祖先の記憶と深くつながっています。

ときに、わたしたちはクリーニングに「期待」を持ってしまいます。
「クリーニングしたのだから、もう問題は起きないはず」と。
けれど、本当に必要なのは続けることです。

なぜなら、記憶の中には、何億年も前からの古い情報も含まれているからです。
わたしたちにはそれを知ることはできません。
だからこそ、クリーニングは「根気」と「信頼」をもって続けていくプロセスなのです。

この方におすすめしたいのは、
ヘルスクラスで紹介している「ヘルスクラス質問票」を使う方法です。
家族全員の情報や、それぞれが抱えている問題、すでに亡くなった方のことまで含めて書き出してみてください。

職業や住んでいる場所も、影響を与える要素になります。
つまり、自分の人生に関わるあらゆる情報をクリーニングに含めるということです。
そしてもう一つ大切なのは、「自分の中にある思考や感情をクリーニングする」ことです。


たとえば――
「こんなに長くクリーニングしているのに、効果がない」
「もう何をしても変わらない」
そんな気持ちが出てきたら、その思い自体をクリーニングしてください。

わたしたちの意識では、何が起きているのかすべてを理解することはできません。
でも、見えないところで確実に何かが進んでいます。

ホ・オポノポノの目的は、誰かを「治す」ことではなく、自分の中の記憶をクリーニングすることです。

この方のように、母であり、祖母でもある場合、「自分がクリーニングすれば、家族の問題も消えるはず」と思いがちですが、実際には、わたしたちには起こっているすべてを知ることはできません。

大切なのは、家族、親しい人々、祖先、そして自分自身をクリーニングすること。
さらに、自分たちが住んでいる土地――
そこに関係する記憶もクリーニングに含めてください。

なぜなら、土地の記憶もわたしたちの体験に影響するからです。
たとえば、もしその土地がかつて戦場や墓地だったとしたら、その記憶の波動が今もそこに残っている可能性があります。

すべての出発点は、自分の中にある思考と感情をクリーニングすること。
それが最も確実な始まりなのです。


<しこりや腫瘍に関するクリーニング>


── 次の質問です。
「甲状腺にしこりが見つかりました。医師には経過観察を勧められています。
もし悪化すれば手術をしなければならず、一生薬を飲み続けることになります。
どのようにクリーニングすればよいでしょうか?」

特別な方法があるわけではありません。
大切なのは、やはり続けることです。

まず理解してほしいのは、病や不調はすべて記憶の再生によって起こっているということ。

それがいつの時点の記憶か――
2年前か、5年前か、あるいは何万年前なのか――
わたしたちには分かりません。

病気も、身体のどの部位の不調も、すべてはウニヒピリの中の記憶が再生されているだけなのです。

だからこそ、
「わたしはいま、この記憶をクリーニングしています」
と宣言することが大切です。

血圧、心臓、胃、甲状腺――
どんな部位であっても、クリーニングの方法は同じです。

わたしたちはつい、「どうすれば治せるか」という答えを探そうとします。
けれど、本当の“癒し”は、神聖なる存在からの導きによって起こります。

たとえば、
「手術をすべきか」「薬を飲むべきか」「様子を見守るべきか」
その選択のタイミングを決めるのは、わたしたちの思考ではなく、クリーニングを通して届く神聖なる導きです。

ツールメニューの中には、 「特定の病気に関する記憶をクリーニングするツール」もあります。
どんなものにも、それぞれの情報や波動があります。

たとえば、
「もしがんになったらどうしよう」
「このお医者さんが苦手だな」
そんな思いや感情を感じたら、それらをそのままクリーニングします。

そして、ウハネとウニヒピリを教育すること――
つまり、「ホ・オポノポノとは何か」「どう起こるのか」を自分の内なる存在たちに伝えていくことも大切です。


<SNSアカウントのクリーニング>

また、身体の一部や臓器と対話することも効果的です。
たとえばこの方なら、
「アロハ、甲状腺。今日はどう?元気?」
「いま何か言いたいことがある?」
そんなふうに、やさしく声をかけてみてください。

さらにもう一つのポイントがあります。
自分のSNSアカウントもクリーニングの対象にすることです。

質問票に書くとき、自分のすべてのSNSアカウント名をリストにして、それもクリーニングに含めてください。

わたしたちは日々、SNSやネット上で多くの情報に触れています。
それらには、さまざまな思考の形、波動、振動が含まれています。

もしそれらをクリーニングしないまま受け取ってしまうと、その情報のエネルギーがわたしたちの心身に影響を与えることがあります。
中には、健康を乱したり、身体に負担をかけるような周波数を持つものもあります。

だからこそ、使っているデバイスやSNS、閲覧する情報そのものをクリーニングすること。
これもまた、今の時代に必要な新しい健康のクリーニングなのです。



Jean Nakasato ジーン・ナカサト オアフ島在住。1982年、マウイ島でモーナと出会い従事、30年以上に渡りSITHホ・オポノポノを公私ともに実践している。 ハワイ州教育省の教育スペシャリストとしてハワイにおける教育施設の環境向上に務めている。 ジーン・ナカサトの関連インタビュー記事はこちらからご覧ください。

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