あなたって本当は誰なの?
わたしたちは日々、知らず知らずのうちに、様々な役割や肩書きを背負って生きています。
例えばどこか遠く知らない国に旅行に行っても、「どこから来たの?」の一言で、一瞬にして国籍や自分が育ってきた文化を思い出させられますよね。それは、誇れることでもありますし、心の拠り所にもなることです。
しかし、年を重ねていく中で、何人だとこうする、この年齢だからこれを食べて、これは控える。こんな仕事をしているからこんな生活をする。この収入だからこれを買う。といった具合に、自分が選択しているようでいて、環境や状況の中で自然と作られていった枠の中で人間関係や暮らし方が構築されていると感じたことはありませんか?
なんだか周りに振り回されてばかりいる
気づくと人のせいにばかりしている
毎日の生活に彩りが感じられない
自分が好きなこと、したいことがわからない
もしも、どれかに当てはまるなと感じるなら、それは、「ほんとうの自分」(セルフアイデンティティー)を見失ってしまったからなのかも。
自分がセルフを知らなければ、他の誰も本当のあなたに気づくことはできません。自分がセルフを見失ったままであれば、あなたがどんなに人に何かを説得したり、自分を説明しても、相手には伝わらないのです。
自分らしく、いきいきと生きたい。小さなことから大きなことまで、自分の選択に責任を持っていきたい。たとえいくつになっても、自立している実感がほしい。そう思う気持ちがある時、まずわたしたちは何から始めたらいいのでしょうか。
ハワイに暮らすKR女史は、日常の一つ一つをクリーニングを通して選択されています。朝起きて、寝るまで、洋服を選び、買い物に行き、芝生を刈り、コンピューターを立ち上げ、キッチンで缶を開ける。そんな一つ一つをクリーニングしていくことで人生がどんな風に展開していくのかお話しを聞いてみませんか?