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こころの状態にも季節があります。自然が季節によって形や成長のリズムに変化をつけるのと同じように、わたしたちの意識にも変化が起きています。
クリーニングをすることで、その季節の中で、何をすべきかをあなたは目にし、選択することが明確になります。

モーナは昔こう言いました。
冬の目的は、

“To give our Mother Earth to rest”
「母なる地球に休息を与えることです」

もしも、何か孤独や悲しみ、怒りなどによって前に進まない、不毛な状況があなたのもとにあるとしたら、それは冬にあたるでしょう。わたしたちにとっての冬も、自分自身に休息を与えることが必要です。

それは自分を大切に扱うことであり、回復を意味します。その方法はクリーニングによって毎瞬明確になるでしょう。問題がある時だけクリーニングするのではなく、普段なんでもない時にもクリーニングするのです。

そして、もう一つ、意識を持つわたしたちが陥りやすいこととして、わたしたちの意識はいつも今ではないところに向かおう、今ではない季節から得られる実を早く手にいれようとすることです。
わたしはいつでもこんな季節にいたいと願い、そこに盲目につきすすむ状態は、prisoner of mind(意識の囚人)であるということです。

どの季節にいるのかを決めることがあなたの仕事ではありません。
わたしたちの仕事はいつどんな時も、その季節がみせてくれること、与えてくれるあらゆる機会、恵みをもとに、自分を生かしていくことです。

今を生きたい、時の感覚を掴むということは、永遠なるゼロ、この瞬間の中にいることだけです。
そうであることで、季節の流れの中、いのちのリズムに再び戻ることができます。

平和
ジーン・ナカサト



ジーン・ナカサト講師紹介
Jean Nakasato ジーン・ナカサト オアフ島在住。1982年、マウイ島でモーナと出会い従事、30年以上に渡りSITHホ・オポノポノを公私ともに実践している。 ハワイ州教育省の教育スペシャリストとしてハワイにおける教育施設の環境向上に務めている。 ジーン・ナカサトの関連インタビュー記事はこちらからご覧ください。

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