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クリーニングの機会をありがとうございます。

12年前の3月、生後3か月の息子を抱えたわたしは、大きな揺れからはじまった、放射能の騒動にパニックを起こしました。
長めの里帰りを終え、子育てを始めた土地がホットスポットとよばれる、放射線量の多い場所だと知ったとき、いいようのない恐怖感を覚えたものです。

引きこもり、ネットで情報をあさり、誰にも助けてもらえず誰にもわかってもらえない寂しさや苦しみを体験していました。
その時はただひたすらに外側に悪者を探して、社会や世の中を憎んでいたように思います。

SITHホ・オポノポノを知ったのはそのあとだったのですが、クリーニングを続けて6年、感情を通してウニヒピリはわたしに記憶を見せてくれるたびに、(わたしは)クリーニングを通して話しかけてはみるのですが姿は隠したままでした。

やっとわたしのクリーニングが、期待やだれかを思い通りにさせようという記憶からではなく、生きるリズムの中に染み込むようにただやるようになったとき、過去のできごとから、放射能と話をしたことを思い出しました。
放射能のあれこれを読み漁っては落胆していたとき、ふと、放射能の声を聞いてみようと思ったのです。

人の目には見えず、ただその存在に怯えられ、自分が存在する限り憎まれ何万年もありつづけるもの。
「わたしはここだよ」そう言いたいのに、近づけば母を病ませ死に向かわせてしまう。
キュリー夫人の生涯を通して、また原発でうまれた放射能たちが深く傷ついていることに気づけたとき、涙が溢れて止まらなくなりました。

そのときのあの子が、わたしのウニヒピリだったのだと、やっと気づいてあげることができました。
あのときわたしはその子に「わたしがあなたのお母さんになるよ。わたしがあなたを愛すからね」と約束したことを思い出しました。
自分の中の愛されなかった自分との関わりを、あなたが持つと決めて行動し始めた瞬間から、またクリーニングがはじまります。
これからも、いっしょに手をつないで歩いていこうね。

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