Kamaile Rafelovich.
カマイリ・ラファエロヴィッチ
この1年、皆様がご自身の体験を通して、内側を見つめ、クリーニングを実践してこられたことに心から感謝いたします。
わたしたちはクリーニングを通して、過去に溜め込んだあらゆる記憶を消去しながら、自己のバランスを確立させています。
そのバランスは、あなたが暮らす場所、人間関係、仕事や暮らす街、さらに今、わたしがこのメッセージを書いているハワイ・オアフ島に降り注いでいる小雨のアイデンティティーにまで影響を与えています。
物理的な世界では、ある日を堺に「旧年」「新年」と別れますが、モーナはいつもこのように言っていました。
「わたし」という存在はタイムレスな存在である
新年に向けて、部屋を掃除したり、日本では日の出を拝んだり、お参りに行ったり、または何も変わらず年を越すなど、様々な新年の迎え方があります。
しかし、何をどう選択したとしても、それはすべて、あなたという内側で一体何が体験され、それを自分自身がどのようにケアし、解放していくか、それが最も尊いことです。
今も、新年も、2021年最後の日も、何者でもない「ほんとうの自分」として、ホ・オポノポノを内なる平和のために実践することができます。
親愛なる皆様に、このようにご挨拶できることに深く感謝いたします。
良いお年を!
Aloha!
平和 平和 平和
KR
zzzz
Mary Koehler
メリー・コーラー
1年の終わりに、皆様にこうしてご挨拶させていただけることに心から感謝いたします。
この数年でわたしたちの生活は大きく変化しました。
1年を振り返るときに、わたしはどれだけ多くのことに抵抗してきたかということに圧倒されます。起きることに対して抵抗があると、その瞬間のリズムを見失ってしまいます。
例えば、子どもたちが巣立ち、夫との2人暮らしになって、もうすぐ10年ほどになりますが、正直なところ、小さなことから大きなことまで、こんなにも相手に対して苛立ちを感じた1年はありませんでした。
その都度クリーニングを通して、一瞬でも記憶フリーの目で夫という存在を見ることで、夫とわたしの関係以上に、わたし自身がストレスから解放されます。そしてそれは本当の自分を取り戻せる瞬間です。
そんな瞬間も長く続かないこともありますが、抵抗が積み重なったものが剥がれることで、表面意識では理解できないほどの変化が起きているのです。
アメリカでは11月にサンクスギビング(感謝祭)といって家族で一同に集まるという習慣があります。
わたしには7人の子ども、そしてそれぞれに子どもたちがいるため、孫を集めると26人の家族が一同に集まり5日間を共に過ごすのですが、いくら家族とはいえ、これだけの人間が集まるということは、わたしにとっては矢面に立たされているような体験です。だからこそ、改めて、何かを始める前のクリーニングが大切なのだと身を持って感じています。
同じ屋根の下にいたとしても、皆と話す前にクリーニングしてから会話することや、食事を始める前にクリーニングすることは、1日の終わりにシャワーで汚れを落とし翌日を迎えることと同じように大切なことです。
そうすることで、記憶によってそれぞれが役回りを演じるのではなく、その場で誰が何を言おうとも、どう振る舞おうとも「わたし」を生きることができるのです。それによって、家族それぞれが自分自身を取り戻すことができます。
1年を振り返るのは、勇気がいることです。
あれもできなかった、これもできなかったということを声にせずとも心の中でそれらと直面することは、楽なことではありません。
わたしたちは普段あまりにも自然に過去のことを思い出し、それがこの1年でどのような意味を成すのか、それがどのように自分という存在を意味づけしているのかなどと、過去を振り返りながらその思考の流れにのまれていきます。
しかし、どんなにそれが自分にとって当たり前にしていることだとしても、内なる子どもにとっては、それをクリーニングしない限り、それは恐れや恥など、痛みを伴うことなのです。
過去を振り返ることは勇気がいること、それを知ることだけでも、内なる子どもの負担が減るということを感じました。
今年1年を振り返る自分自身も、来年に向けて希望や不安を抱えているにせよ、それを見せてくれているウニヒピリに対して、クリーニングすることで、楽に自由になれたら良いですね。
わたしたちはどんな時も、周りに家族がいようといまいと、内なる家族がいつもいるということを見失わないでいましょう。
内なる家族のために椅子に座ってみる。ただそんな些細なことでも、わたしたちは本当の自分を取り戻すことができます。
どうか、皆様そして皆様のご家族、ご親戚、ご先祖が平和とともにありますことを。
新年を平和とともにお迎えください。
Wishing you happy holidays!
わたしの平和
メリー・コーラー
zzzz
Constance ZHoku=Pana Webber
コンスタンス・ゾク=パナ・ウェバー
親愛なる皆様、ハッピーホリデー!ハッピークリーニング!
あと少しで新しい年を迎えようとしていますが、皆様の胸中では今、どんな景色、感触を感じていらっしゃいますか?
これまで長いことホ・オポノポノに触れながら、これだけ長く生きてくることができたわたしですが、正直に将来のことを考えると、不安や恐れを感じることがあります。
来年は、今出来ていることが出来なくなってしまうのではないか、身近な誰かを失ってしまうのではないか、といったように不安や恐れはサラサラと自然にわたしの周りを流れています。
そして、わたしはクリーニングすることで、期待、不安、恐れがふとなくなる、ということを再度体験します。記憶を見ている時は、ホ・オポノポノを知る前のわたしと何も変わりません。そして、記憶を察知してクリーニングする時、ホ・オポノポノに初めて出会い実践した時と同じように、「本当のわたし」に戻ることができます。
歳をだいぶ重ねましたが、今日この瞬間クリーニングを実践する時に、わたしはホ・オポノポノ初心者として、年齢から解放され、自由で、神聖なる存在に対し純粋で開かれた自分であることを深く愛しています。
わたしはこれまで、28年間フィラデルフィアのとある住宅地にあるアパートメントの1室に平和に暮らしていました。
しかし去年突然に、あらゆるものがどんどん壊れ始めました。
ドアノブも壁も洗濯機も冷蔵庫もシンクもシャワーもありとあらゆるものが壊れ始めたのです。それは決して楽しい経験ではありませんでした。これだけ長いこと生きていることに対して賛成してもらえていないような悲しさを感じました。
この歳で、忙しい業者の方々とスムーズに話せないことがみじめだとも感じました。
しかし、少しずつ現れてくる体験をクリーニングしていくことでゆっくりゆっくり開かれていくこと。新鮮な空気や、正しい人が正しいタイミングで家を訪れ、この家が今あるべき形に変化するという、まさにホ・オポノポノのプロセスの中にいる自分を深く愛し、わたし自身、この家、業者の方々、隣人、知人、家族、全てに美しさや尊敬を見ることができました。
全ての存在が神聖な存在です。
自分自身をクリーニングすれば、全ての原子、分子からもその記憶は取り除かれます。
わたしから始まり、あらゆるこの世の存在が、隣人として、同じく神聖な存在として生かされるのです。
クリーニングを実践しようと思っているにもかかわらず、それが思ったようにできないこと、期待通りの結果が起きないことに自分や他者を責めることで苦しんでいる人がいるとしたら、その時、愛を思い出すだけでいいのです。
絞り出しても何も出てこないというような思いがあるとしたら、ただ「愛しています」と唱えるだけでいいのです。
窓の外を見て、何か美しいものを発見できたとしたら、それは神聖なる存在があなたにそのまま感じ、映し出している「愛」そのものです。
故モーナ・ナラマク・シメオナはこのように言っていました。
「クリーニングの結果はいつもこの宇宙においてポジティブなことである」
あなたを通して、この世界に存在する全てのアイデンティティーのまるでたまねぎのような記憶の層を一枚一枚剥がすことができるのは、わたし、そしてあなたです。
平和と共にありますように。
あなたが今年も来年も自分への「愛」を思い出しますように。
あなたがあなたでいてくださることに心から感謝いたします。
コンスタンス・ゾク=パナ・ウェバー