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人の死や大切な人の病を目にしたり耳にしたりする時、わたしがすべきことは何でしょうか?
それは、この体験の連鎖から自由になること。
ホ・オポノポノの最大の特徴は、あなたが体験することが何であれ、たとえ問題の当事者でないように思えたとしても、自分の体験に焦点を当てることです。
そして、病、人、社会、文化、その対象が何であれ、それらと対立する必要がないという事実に触れるためのメソッドです。これが最大の問題解決法であると学ぶとき、わたしたちは本当に楽になります。

例えば、自分の子どもが思うように進学できない、仕事を見つけられない、心を病んでいる時、わたしたちはその対象である相手の状況が改善するように必死に働きかけようとします。
しかし、そこでわたしたちは記憶の連鎖をさらに頑丈にしていることに気づく必要があります。
わたしたちがすべきことは、その人がどれだけ苦しんでいるのかということを計るのではなく、自分こそがその出来事の囚われの身であることに気づき、自分自身を解放させることなのです。

信じられないかもしれませんが、あらゆる問題の出口は一つだけなのです。あなたがその出口から出られればあらゆる存在もそれを見つけることができます。

朝、目を覚ましたときに、夜、寝るときに、自分自身の体験を観察してみましょう。その時、自分が神聖なる存在からの贈り物であるという感覚があるかないか。それこそが、わたしたちの真の健康の測りです。
身体的に、または心理的に重みのような、不快なものがあるというのは、本当の自分から離れている、間違ったところにいるという証拠です。

本当の自分である時、コンパスは働き、時計が正確に進んでいるように、体や脳、あらゆる機能が神聖なる存在の完璧なデザインのもといのちを働かせています。
その時わたしたちは、問題そのものを体験しません。
自分の内でも、そうでないところでも、わたしの軸が本来の場所に戻れば、そのほかのすべての存在が軸を取り戻すのです。

「 すべての存在は完璧である 」

 というホ・オポノポノの基本的なアイディアに立ち戻りましょう。
それには、あなた自身もウイルスも、ワクチンや薬、病に苦しむ家族や友人、受験、就職、貯金、歴史も含まれています。この世に存在するすべてのものがそうなのです。

しかし、なぜ、わたしたちは、そこに問題を見つけるのでしょうか。そこに不快さ、醜さ、臭さ、痛みを見つけるのはなぜか?
それは、あなたがあなたの中に本来のあなたでないものを見つけたからです。毒であり、ほこりであり、あなたという完璧な働きを止めてしまうものなのです。
しかし、それはあなたが何かのきっかけで長いこと持っていたことなのですから、見つかったことは朗報です。
それを取り除くチャンスが今ここにあるのですから。

クラスの中で、きっとあなたにとってお気に入りのクリーニングツールが見つかるはずです。それはあなたが想像していなかったような体験です。
ホ・オポノポノはあなたの潜在意識(ウニヒピリ)に直接働きかけることができる問題解決法なのです。

平和
ネロ・チェッコン

Nello Ceccon ネロ・チェッコン 長年、巨大企業のテクニカルディレクターとして勤め、人生を見つめ直そうと転職を考えていた10年前にSITHホ・オポノポノのクラスに出会う。世界五大会計事務所であったアーサー・アンダーセン(現アクセンチュア)で経営コンサルタントとして5年間勤め、その後12年間はヨーロッパ大手金属メーカーのコンサルを指揮し、その後役員に就任。現在はヴェローナ市裁判所の民事訴訟科テクニカルアドバイザーとして、法廷内における企業間に発生したビジネス訴訟および裁判審査の技術的判断を行っている。 ネロ・チェッコンの関連インタビュー記事はこちらからご覧ください。個人セッションの詳細・お申し込みはこちらからご覧ください。

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