体とたましいは大変尊く、わたしというアイデンティティーに授けられた「たからもの」です。
大切に扱う必要がありますし、どのように大切に扱うことがからだとたましいを本来の健康な状態に導くのか、それはあなたの思考の中に何があるかが鍵となります。
あらゆる体験と経験が思考、そして体にインパクトを与えていることを忘れてはいけません。
たとえ気にもしないようなお店で流れていた音楽や、家族とのメールでのやりとり、そんな些細な一つ一つがやがて、わたしたちの体の細胞一つ一つを形作っていくのです。
では、自分の体に害となることは全て排除しないといけない、そう思いがちですが、ホ・オポノポノにおいてそもそも良いも悪いも本来はないのです。自分にとって必要で最善なことは、バランスの中にあります。
思考による「良い」だけを集めても、「悪い」だけを避けたとしても、自分にとっての真の健康とつながることはできないのです。あなたがこの宇宙で唯一無二の存在であるように、あなたの体もそれを最善に生かすために必要な方法、選択は唯一無二のものです。
では、あらゆる情報や体験を無数に日々受け入れていく中でどうやってクリーニングしたら良いのでしょうか?しかし、わたしたちはホ・オポノポノを実践する限り、質問は『HOW(どうやって)』にはならないことをわたしは自分自身の経験から学びました。
もしも自分や誰か周りの人の健康に問題を体験しているとしたら、自分の内側に質問できる唯一のことは、 「わたしは今体験していることに対し責任をもってクリーニングしているでしょうか?」実はこれだけなのです。
クリーニングしているか、していないか、それだけの質問であれば、答えはいつだって明確なはずです。
わたしたちは日々どんな状況でも答えを求めがちですが、答えはクリーニングを通して進み続ける道の上にて現れます。体や医者、食べ物、友人、搭乗した飛行機にたまたまあった機内誌を通して見つかることもあります。しかし、クリーニングをしていないと見逃してしまうほど、わたしたちは日々思考とおいかけっこをしているのです。だからこそ、わたしは事前に、そして気づいた時はクリーニングしていたいのです。
自分の体がその最高のアイデンティティーを表現できるように、そして、わたしが知るべき情報を最適なタイミングで受け取ることができるように。
平和
ジーン・ナカサト