「後悔」していることはありますか?
何かに対して後悔するとき、あなたはどのように対処しますか?
誰かに対してしてしまったことであれば、直接会って、または手紙を書くなどして謝ることが可能ですが、もしも、その人ともう二度と会えないとしたらどうするでしょうか?
または過去に自分が選択しなかったことに関して、後悔の気持ちがあるとき、今をもっと良いものにしようと何か前向きになれることに打ち込むことで、過去の後悔はなくなるのでしょうか?
ホ・オポノポノでいうところの記憶、それはあらゆる思考、感情が含まれます。その中には「後悔」や「罪悪感」もあります。
記憶はクリーニングされるまで、あなたのマインドに深く植え込まれ、日々あなたはそれらと共に生活していることになります。
どんなに和解を求めて、相手に直接謝ろうとしたり、前向きに生きようとしても、それは「後悔」や「罪悪感」の上に蓋をしながら、その上で何かを上書きしているようなものなのです。
そのときは気分転換できるかもしれませんが、あなたの中にある「後悔」や「罪悪感」は、時間が経つにつれて何か別の形でまた再生されるようになります。
では、どうしたらいいのでしょうか?
「後悔」はクリーニングすることができます。
それがどんなに昔に起きたことでも、もう取り返しのつかないことであっても、相手に謝りたいのにもう直接会うこともできない状況だとしても、過去できたはずの選択が今ではその選択肢が与えられていない状況だとしても、その「後悔」そのものをクリーニングすることが可能です。
後悔の本当の原因である記憶を消去することで、自分、それに関わる相手(対象)、出来事、時間、あらゆるものが、時を超えてクリーニングに含まれます。
そして自由を取り戻します。わたしたちはそこから初めて、神聖なる存在のガイドに基づいた選択をすることができるようになります。
あなたが自分の子どもの一挙一動に対してどうしようもない苛立ちを感じてしまうことや、家や車、仕事など手に入れたいのになかなかうまくいかないという体験があるとしたら、それはあなたがどこかで植え込んだ「後悔」や「罪悪感」という記憶が今、再生しているせいかもしれません。
ホ・オポノポノクラスで学ぶ12のステップは、それがたとえどんなに昔に起きた出来事だとしても、その瞬間に実行することで、それを悔悟と許しのプロセスの中に取り込み、自由へと解放することを可能にするツールです。
参考インタビュー記事:【ヒューレン博士インタビュー】『12のステップ』
どこかで諦めていた人生の景色や、自信を持ちたくてもどこかで自己批判を繰り返してしまう本当の原因に取り組むことができる素晴らしい二日間です。
平和
ジーン・ナカサト