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ハワイから届く声

シリーズ「ハワイから届く声」の第3回です。今回も、オアフ島で講師ジーン・ナカサトにお話を伺いました。聞き手は平良アイリーンです。

劣等感は消えるのかという問いから始まった対話は、親の記憶を子どもに受け渡してしまうことへの恐れ、子どもを自由にさせることの怖さを経て、誰かの幸せを願う気持ちが痛みになる時へと進み、最後に、観てくださっている方へのメッセージを伺いました。

第3回

劣等感は消えるのか。それでもクリーニングする理由

Q

多くの人が、自分は決して一番になれないという思いを抱え、生まれた場所や人種、話す言語のせいで劣等感を感じているのです。少数派の言語です。わたしもその一人なのです。たくさんクリーニングすれば、わたしの劣等感は消えるのでしょうか。

ジーン

いいえ、それは予測できないのです。

Q

では、なぜクリーニングする必要があるのでしょう。

ジーン

しなければ、積み重なり、積み重なり、積み重なって、やがて沈んでしまうからです。ホーダーという人たちをご存じですか。物を溜め込む人たちです。

ウニヒピリに起こるのも同じことで、その思考形態が留まり続けると、積み重なって、やがて沈むのです。

だから毎日、瞬間瞬間に自分を新しくしたいのです。だからこそ、クリーニングに投資するのです。

親の記憶と、神聖なる存在という安全網

Q

今のお答えととても関連した、別の質問です。誰もが自分の人生で、何らかのトラウマを抱えているのです。多くの親が恐れているのは、まだ手放せないうちに、その記憶を子どもに受け渡してしまうことなのです。親の記憶が子へ流れるのを、止められるのでしょうか。親にできる最も大切なことは何でしょうか。

ジーン

自分をクリーニングすることです。

親にその恐れがあるなら、思い出してください。ホ・オポノポノのクリーニングでは、あなたが決めるのではないのです。神聖なる存在に委ねるのです。それが安全網なのです。

あなたがやれば、子どもを傷つけるかもしれないのです。その状況に関わるすべての要素を、あなたは知らないからです。

ですから、記憶を受け渡したくないという思いをクリーニングすれば、あとは神聖なる存在が引き受けてくださるのです。子どもを神聖なる存在に委ねるのです。

親が子に与えられる最高の贈り物とは、自分が感情として感じていることをクリーニングして、子どもを解き放つことなのです。

親が子に与えられる最高の贈り物とは、自分が感情として感じていることをクリーニングして、子どもを解き放つことなのです。

アイリーン

おっしゃる通り、自分をクリーニングするのです。わたしが自分をクリーニングして神聖なる存在とつながれば、子どもの道も神聖なる存在につながるのですね。

ジーン

ええ、そういうことなのです。そして、いくつもの三つの自己があるのです。あなた、子どもたち、家、すべてに。だからクリーニングすれば、すべての人からすべてが取れていくのです。

靴とバッグ。人の道に立ち入るということ

アイリーン

最近、まさにその明確な例が起きたのです。

娘と息子を、あるイベントに連れて行ったのです。そこでは感謝のしるしとして、靴やバッグなどの贈り物が用意されていて、わたしには本当に高価なものでした。

娘には、その靴を選んでほしかったのです。ワンサイズ上の靴を持っていなかったので、靴をもらっておいで、そうすれば買わずに済む、と。

娘が選びに来たとき、わたしは「あの靴、すごくかっこいいと思う」とヒントを出そうとしたのです。すると娘は「そう?わたしはあのバッグがいいと思った」と。そのバッグはとても小さくて、わたしには、何に使うの、という感じでした。それもいいけれど、靴のほうがきっと楽しめると思う、と。

そこでホ・オポノポノを思い出し、わたしは娘の道を侵している、と。

そこでクリーニングを始め、話すのをやめて、娘に「自分が良いと思うものを選びなさい」と言ったのです。結局、娘はあの小さなバッグを選びました。

わたしは本当に心の狭い人間で、それでもあのバッグを少し後悔していたのです。靴か、せめて大きなリュックを選んでほしかった、と。それで、クリーニング、クリーニング、クリーニングしていたのです。

そして翌日、わたしたちは川にいて、娘はそのバッグを掛けて歩いていたのです。友人の大きな犬も連れていました。

そこはとても滑りやすくて。犬はとてもおりこうなのに、カモを見つけた瞬間、野生の本能でカモのほうへ走り出したのです。娘はまだリードを握っていました。

それで滑って転んで、そこに大きな岩があったのです。そして胸のあたりを打ったのです。娘は「痛い!」と言いましたが、立ち上がりました。最初は骨折したのではと、とても怖かったのです。

でも、ちょうど胸の前に、あの小さなバッグがあったのです。だから無事だったのです。バッグが守ってくれたのです。

ホ・オポノポノを思い出しました。本当に、分からないものなのですね。いつもおっしゃっていることですね。

ジーン

ええ、その通りなのです。分からないものなのです。本当に、分からないのです。

アイリーン

わたしたちはホ・オポノポノをしても、何も起きない、効かないと思ってしまう。問題が解決しない、と。でも、分からないのです。

ジーン

何も起きていないと思ってしまうのです。

ヘルスクラスで言うのですが、体には60兆の細胞があるのです。一つひとつの細胞にアイデンティティーがあるのです。クリーニングするとき、その一つひとつに何が起こるでしょう。分からないのです。見当もつかないのです。意識的には分からないのです。

だからこそ、ただクリーニングして、手放し、神に委ねるのです。

子どもを自由にさせるということ

アイリーン

では、先ほどのお話に戻りましょう。子どもを自由にさせるのは、とても怖いのです。

幸せで、自信に満ちているときには、子どもたちを自由にさせたいと思えるのです。でも正直に言えば、ほとんどの時間、正したくなるのです。導いてあげたい。あるいは、その子にとって完璧な選択をさせてあげたい。

ジーン

それは自然なことなのです。親はみなそう思うのです。子どもに与えなければ、これをしなければ、と。

アイリーン

最善を、と。

ジーン

でも、記憶やアカコードがあれば、行き詰まってしまうのです。アカコードも道も、自由であってほしいのです。そうすれば神聖なる存在があなたのもとへ来て、その子を通して完璧で正しい選択をしてくださるのです。

アイリーン

つまり、まだ記憶を抱えたままアドバイスをすると、アカコードでつながってしまい、その子の道が塞がれるのですね。

ジーン

その通りなのです。まさにそうなのです。

アイリーン

アドバイスをしてはいけない、ということではないのですね。むしろ、アドバイスをする前に、アドバイスしたいという思いが出たら、まずクリーニングするのです。

ジーン

その通りです。クリーニングして、話すときには神聖なる存在の立場から話すのです。

アイリーン

わたしの恐れからではなく。

ジーン

その通りです。あなたの恐れからではなく。

アイリーン

自分のトラウマからでもなく。

ジーン

その通りです。それは選択なのです。どちら側に立ちたいのか。記憶か、神聖なる存在か。

どちら側に立ちたいのか。記憶か、神聖なる存在か。

幸せを願う気持ちが、痛みになる時

アイリーン

時々、強い願望のようなものがあるのです。家族にこうあってほしい、という願いです。わたしに何かしてくれない、ということではなく、本当に幸せになってほしい、ということなのです。

それは良い感情、良い思いに聞こえます。誰かの幸せを願う気持ちのように。でも、その願いこそが、わたしに大きな痛みを与えていると気づいたのです。

おかしいでしょうか。幸せになってほしいのに、彼らは逆のこと、間違ったことをしているように見えるのです。時には、わざと自分を苦しい立場に追い込んで、不幸になろうとしているように見えるのです。

それらの思いから自由にならない限り、わたし自身が彼らを塞いでしまうからなのですね。

ジーン

その通り、あなたが塞いでいるのです。幸せになってほしいと願っても、あなたの思う幸せは、神聖なる幸せではないかもしれないのです。そういうことなのです。

インスピレーションはあるかもしれない。でもそれは、神聖なるインスピレーションでしょうか。

アイリーン

自分を見る。自分を見て、自分のクリーニングをするのです。

ジーン

ええ、自分自身のクリーニングを。

講師が受講生に願っていること

Q

今、講師としてホ・オポノポノを教えていらっしゃいます。ということは、参加者にクラスから何かを得てほしいということなのですね。参加者に何を教えたいとお考えですか。あるいは、参加者から何を得たいとお考えですか。

ジーン

ああ、なるほど。参加者について、わたしが見るのは、ウニヒピリとつながれているかどうかなのです。それがわたしには大切なのです。

そして、情報の明確さです。伝えた情報が明確だったかどうかは、参加者の質問を聞けば分かるのです。

でも主には、ウニヒピリの明確さと本質なのです。

観てくださっている方へのメッセージ

アイリーン

ご覧の皆さんに、メッセージをお願いします。

ジーン

この機会を、本当にありがとうございます。

人生のあらゆる瞬間が、一つの物語を語っているのです。いつもそれを思い出すのです。そしてどの物語にも、その背後に歴史があるのです。その瞬間にクリーニングするか、しないか、なのです。

瞬間瞬間クリーニングできるこの機会に、感謝しているのです。

本当にありがとうございました。ありがとう、さようなら。アロハ。

人生のあらゆる瞬間が、一つの物語を語っているのです。

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