ハワイから届く声

新しいシリーズ「ハワイから届く声」が始まります。第1回は、オアフ島で講師ジーン・ナカサトにお話を伺いました。聞き手は平良アイリーンです。
好きな色や場所に惹かれる気持ちは、どこから来るのか。その問いから、対話が始まりました。
何も起きていないときこそ、クリーニングを

好きも嫌いも、記憶なのです
- アイリーン
ある場所や色、デザインに、強く惹かれることがありますよね。シンプルなモノトーンが好きな人もいれば、とてもカラフルな色が好きな人もいます。そこにも、クリーニングできることはありますか。
- ジーン
その色や場所について抱いている、自分の思いをクリーニングすればよいのです。そのすべてが記憶だからです。ある場所で体験した、過去の記憶からやってくるのです。
ある場所に入って「ここが大好き」と感じることもあれば、「ここは居心地が悪い」と感じることもあります。良くても悪くても、それは記憶なのです。わたしたちが作り、受け入れてきたラベルにすぎないのです。
ですから、クリーニングするのです。ホ・オポノポノの意図は、ゼロの状態へ戻ることなのです。すべてが大丈夫である、その場所へ。
いちばん良いのは、何も起きていないとき
- アイリーン
わたしたちは、居心地が悪いと感じたときにクリーニングを始めがちです。でも、ずっと前にわたしがハワイに来て「ハワイが大好き」と言ったとき、ジーンさんは、それもクリーニングできるとおっしゃいました。
- ジーン
それも、あなたが体験している感情だからです。感じる、見る、聞く。そのすべてが、あなたの一部なのです。ですから、瞬間瞬間に自分の内で体験することは、クリーニングツールを使ってクリーニングできるのです。
嫌な感じがすると、わたしたちはいつも「何とかしなければ」と思います。でも、クリーニングにいちばんよいのは、何も起きていないときなのです。
ハワイに来る前からでも、準備としてクリーニングしておきたいのです。クリーニングするたびに、どんな道が開かれるか、誰にもわからないのですから。
クリーニングにいちばんよいのは、何も起きていないときなのです。
- アイリーン
「今住んでいる場所がつらい。ほかの場所に移りたいけれど、どうすればいいかわからない」という質問をいただくことがあります。最初の一歩は何でしょうか。
- ジーン
やはり戻って、自分の感情をすべてクリーニングするのです。その瞬間に「この場所が嫌だ、引っ越したい、どうしよう」と思うなら、その思いにクリーニングツールを使えばよいのです。それが出発点なのです。
多くの場合、人は答えを見つけ出そうとして、考えたり、分析しようとしたりします。でも、ただそれに慣れてしまっているだけなのです。おそらく、考えなければならない、分析しなければならないと教育されてきたからでしょう。
「気分が最悪だ」「幸せだ」、それだけなのです。その瞬間の思いが何であれ、クリーニングする。そうしなければ、機会を逃してしまいます。川を流れていくボールのように、過ぎ去ってしまうのです。
幸せを探すほど、思考の囚人に
- アイリーン
今のお話で、自分がどれほど幸せに執着しているか気づきました。完璧な場所や、幸せを感じられる家族を探して、そこで行き詰まると、永遠に幸せを求め続けてしまうのです。
- ジーン
誰もが幸せでありたい、痛みや問題から自由でありたいと願うのは、おそらく自然なことでしょう。でも、ホ・オポノポノの要は、クリーニングして手放し、神聖なる存在に委ねることなのです。
幸せであること、完璧であることに囚われると、自分の思考の囚人になりかねません。過去の体験から、「これが自分を幸せにした状況だ」と思い込んでいるからです。
でもクリーニングすると、神聖なる存在はその状況を見て、「それはあなたにとって完璧ではない」と言うかもしれません。創造の始まりから、わたしたちが積み重ねてきた記憶のすべてを見渡せるのは、神聖なる存在だけだからです。
「あれがわたしの完璧な家だ」「結婚したいのはこんな人だ」。そういう世界に生きるのは、自分を制限し、牢獄を作り出すことなのです。わたしたちは、記憶の視点からしか見ていないのですから。
- アイリーン
ジーンさんにとって、自由とは何でしょうか。
- ジーン
瞬間瞬間、自分をクリーニングすること。それだけです。
わたしが怒らないとか、腹を立てないという意味ではありません。物事は起きます。でもいつも一歩下がって、その瞬間を捉え、「さて、どうしよう」と問うのです。わたしが知っている唯一の方法が、クリーニングすることなのです。

迷子になったら、ウニヒピリと
- アイリーン
ジーンさんは、完璧な場所とタイミングをいとも簡単に見つけていらっしゃる。わたしにはよくそう感じられるのです。でも今日、撮影場所を探していて、わたしは迷子になったように感じました。小さなことですが、日々の生活でも、わたしたちはよく道に迷うのです。
- ジーン
それは簡単に起こることです。家族や仕事仲間と接するとき、言い争いに巻き込まれたり、自分を守ろうとしたり。
でも、ホ・オポノポノの本質は、自分をゼロの状態へ戻すことなのです。落ち着かない何かを体験しているかぎり、そこがその時なのです。その瞬間を捉えて、何かをするのです。
難しいことだと、わかっています。「ずっとクリーニングなんてしていられない」と言う人も多いのです。だからこそ、ウニヒピリ(潜在意識)と本当に良い関係を築くことが大切なのです。
世話をされ、愛されていれば、ウニヒピリはあなたの最良の友になります。たとえ意識していなくても、ウニヒピリがあなたの命を救うかもしれないのです。
- アイリーン
ウニヒピリをケアすることは、自分を責めることとも関わっていますよね。毎日自分に語りかけている言葉を書き留めたら、わたしはとても意地悪なのです。ウニヒピリは、それをすべて聞いている。
- ジーン
ええ。わたしたちは毎日、自分自身を虐げていると思います。休まずに「この仕事を終わらせなければ」と自分を追い立てる。それも虐待なのです。
でも素晴らしいのは、一日の終わりに、ウニヒピリに語りかけようと決められることです。自分に厳しくしすぎたと感じても、その後悔をクリーニングできるのです。クリーニングで扱えないものは、何一つありません。
ホ・オポノポノには、二度目も、三度目も、四度目も、五度目も、正すための機会が無限にあるのです。しかも正すのは、わたしたちの考えや感情ではなく、神聖なる力なのです。なんと美しいことでしょう。
「やってみる」は無い
- ジーン
以前、エクササイズのクラスに、スター・ウォーズのヨーダの掲示がありました。「やってみる、などない」と。
「もっと良くなるように運動してみよう」と思うことがありますよね。でも、やってみる、などない。やるか、やらないか、なのです。これはホ・オポノポノと同じだと思いました。クリーニングツールを使うか、使わないか、なのです。
- アイリーン
イハレアカラ(ヒューレン博士)も、よく「JUST DO IT」と言っていました。一瞬一瞬が、ホ・オポノポノをする機会なのですね。
- ジーン
その通りです。ホ・オポノポノとは、「する」ことなのです。
やり方は、ずっと1.0
- ジーン
「わたしの問題はこれです。どうすればいいですか」と、よく尋ねられます。でも、わたしにとって、その「どうやって」は決して変わらないのです。プログラムには1.1、1.2とアップグレードがありますが、ホ・オポノポノは始まりから今まで、ずっと1.0のままなのです。
わたしたちは、神聖なる存在に創られたことを忘れています。わたしたちの本当の才能も、いつインスピレーションや恵みが来るべきかも、知っているのは神聖なる存在だけなのです。
「クリーニングしたのだから、何か得られるはずだ」と思うなら、それは神聖なる存在の目ではなく、自分の目を通して見ているのです。やはり、思考の囚人なのです。
ですから、すべては謙虚さなのです。そして、ときには忍耐も必要です。仕事を失いそうなとき、お金がないとき、わたしたちは必死になります。そういうときこそ、ただ座って、クリーニングを始めるのです。
良い探偵になる
- ジーン
わたしたち自身が、良い探偵にならなければなりません。誰かに会って「この人は頑固だな」と思ったら、その自分を捉えて、芽のうちに摘むように、その思いをクリーニングするのです。
そうすると、体験が変わるのです。あなたとウニヒピリが、その日をどう流れていくかが。だからこそ、クリーニングは24時間365日なのです。
そのためには、ウハネ(表面意識)とウニヒピリのあいだに、本当に良い関係が必要なのです。母親の役割は、そのプロセスを始めること、そして子どもが大丈夫かを確かめることなのです。
「もっとクリーニングしなければ」と感じたら、その思いもクリーニングすればよいのです。
- アイリーン
それは本当に自由に聞こえます。
- ジーン
すべては、自分の心に戻ってくるからです。

ひっくり返っても、カヌーに戻る
- ジーン
「なんて素晴らしい一日だろう」と思った瞬間に、つまずくこともあります。そのときは、ただそれをクリーニングして、また戻ればよいのです。
KRは自転車の話をします。でこぼこにぶつかって転んでも、また乗らなければならない。でも、わたしが本当に良い喩えだと思ったのは、カヌーなのです。
ここの人たちは、レースのためにカヌーを漕ぎます。そして、フリ(カヌーをひっくり返す訓練)をするのです。「フリ」とは、ひっくり返るという意味です。波を受けたときに備えて、転覆する練習をしておくのです。
一人ひとりが、どうやってカヌーに戻るかに責任を持ち、戻ったら漕ぎ続けなければなりません。ホ・オポノポノとは、まさにこのフリの訓練なのです。
- アイリーン
わたしたちは、フリを避けようとしがちです。でも人生とは、どうやって舟に戻るか、なのですね。
- ジーン
ええ。レガッタでは岸から何マイルも沖に出ていて、岸まで戻らなければなりません。だから皆、練習をして、戻り方を知っているのです。
クリーニングも同じです。ひっくり返ったら、どうやって戻るのか。クリーニングです。考え込む、愚痴をこぼす、友人に電話する、ネットで答えを探す。選択肢は多いのですが、それでは神聖なる存在には届かないのです。
ゼロの状態へ、神聖なる存在へと帰れば、神聖なる存在が、あなたにとって完璧で正しい道へと導いてくださるのです。
それに、カヌーの人たちは、嵐が来る前から練習しています。ホ・オポノポノも同じで、何も起きていないときにクリーニングできるのです。前にも、最中にも、後にも。
そして、すべてが自分の内にあるのです。パソコンも、追加のプログラムも機材も要りません。クリーニングツールは、あなたの心の中にあるのです。
- アイリーン
どこへ行っても、いつでも使えるのですね。条件も何も要らない。
- ジーン
ええ、コンパクトなのです。電源につなぐ必要もありません。
- アイリーン
バッテリー切れの心配もないですね。
- ジーン
Wi-Fiも要りません。無線でつながっているのは、あなたと神聖なる存在のあいだなのです。
無線でつながっているのは、あなたと神聖なる存在のあいだなのです。
- アイリーン
素晴らしいですね。
動画で見る
ホ・オポノポノ手帳のご案内

毎日を幸せにするホ・オポノポノ手帳2027
詳細・ご購入はこちら →






