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「許せないことがある人」に対して、あなたはどんな印象や思いを持ちますか?
「許せない自分」をあなたは素直に愛し、敬い、受け入れることはできるでしょうか?

許せない自分を感じた瞬間、心の広い、前向きな自分であろうとしたり、許せない自分の醜さを恥じたりしてはいないでしょうか。

どうしても見過ごすことができない怒りを持った、出来事や相手を許そうと努力をする前に、わたしはまず「許せない自分」という体験を通して、その瞬間消去してほしい記憶を見せてくれている内なる子ども(ウニヒピリ)の存在に気づいてあげたいと思っています。
これまで何かを許せない自分に対して、恥じたり、隠したり、怒りを通してその感情を押し込めようとしてきたのであれば、その消化されない思いを溜め込んでいるウニヒピリのそばに静かに腰を下ろします。

【秋冬春夏リーディングスタディー】
『第43回:90頁「 こどもの能力 」』

わたしには許せないことがたくさんあります。
すべての事象に感謝し、過去に起きたあらゆる出来事を受け入れられるような気持ちになることもあれば、これまでの苦痛の原因であるような対象を探し出し、それに対し、底知れぬ恨みを感じることもあります。

わたしには17歳の娘がいますが、最近のわたしと彼女の関係は良いものではありませんでした。連日続くパーティー、外泊、彼氏とのトラブル、宿題をするという約束を破るなど、既にわたしには娘に対して憤りを感じる理由は十分にありました。
娘は、思春期も重なり、家では塞ぎ込んでばかりいました。稀に会話があるとしても、わたしに対しての恨めしい気持ちや不満ばかりで、わたしは理性的になるどころか、彼女とともに感情が昂っていました。
その中で、別れた夫に対する怒り、シングルマザーとして努力したこと、できなかったことなど様々な消化しきれない思いが溢れていきました。その時、娘の一挙一動に対し、怒りが込み上げていく自分をどうすることもできないと感じました。

そこで、わたしは自分の考えを変えようとすることをやめました。なぜなら、ウニヒピリの存在を思い出したからです。
怒りを感じる時、何かに対して許せない思いがある時、それはまるで、炎天下の中で肌が必要以上に焼け爛れていくような感覚です。わたしは、この怒りの原因がどんなに不条理で理屈に合わないものであるか査定する前に、真っ先に、痛みを抱える内なる子どものそばに行くことを思い出しました。一緒にその燃えるような怒りを持ったまま、ただ静かに座ろうと思いました。無視せず、飛び込むこともせず、承認して、一緒に静かになることができるということを証明してあげようとしました。
そして、一瞬そこには静寂が訪れました。ゼロの瞬間です。

なんてことのない一瞬だけ感情が落ち着く瞬間、それを多くの人はたいしたことのないものだと感じるかもしれません。しかし、わたしたちは驚くほど、呆れるほどに、日々この瞬間を持たないまま来る日も来る日も記憶の回し車の中を走り続けています。

その一瞬の中にわたしは自由を取り戻します。
起きている出来事の中にわたしは怒り以外の期待をそこに発見しました。
お母さんとしてこうありたい。
こんな親として立ち回りたい。
尊敬されたい。
頼りにされたい。
世界中から承認されたい。

それらをクリーニングしていくと、またひとつ、静寂に至ります。
そうして続けていく中で、娘がわたしを見る眼差しがまず変化し、その日の出来事を話してくれるようになりました。彼女が父親との良い思い出を話す時に、そこに喜びを感じることができました。

わたしの思いと現実はまるで波のように連動しながら形を変え続けています。しかし、わたしがあまりにも多くの感情に溺れていると感じたら、それを変えようとせず、静かにその中にウニヒピリと一緒にいる、ただそれだけで良いのです。
たった一度でも一緒にいてあげることができたら、許せない自分とただ一緒に腰を下ろしてあげたなら、流れは必ず変わります。

平和
クリスティーン・レイマカマエ・チュウ

クリスティーン・レイマカマエ・チュウ講師紹介
Christine Leimakamae Chu クリスティーン・レイマカマエ・チュウ 1998年に初めてホ・オポノポノのクラスに参加し、現在はアメリカとカナダでクラスを教えている。 3人の子供を育て、会計士として働きながら、子育ての中で、そして仕事のなかで日々ホ・オポノポノを実践している。 クリスティーン・レイマカマエ・チュウのインタビュー記事はこちらからご覧ください。

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