今回の対話は前回の続きです。
(前回の内容:「被害者でいるのはやめて 自分の力を取り戻せます」)
クリスティーンさんは、日常のあらゆる場面でどのようにクリーニングを実践しているのか、さらに子どもと一緒に行う特別なクリーニング方法まで教えてくれました。


<一日を通してどのようにクリーニングを実践していますか?>


── 次にお聞きしたいのはこの点です。
建設業の会計というお仕事はとても理性的な職業のように感じます。一方、ホ・オポノポノはスピリチュアルなメソッドですよね。

私は感情的でスピリチュアルなことが大好きなのですが、理性的なことはあまり得意ではありません。何かが理論的すぎると、頭の中で考えがぶつかり合ってしまうような感覚があり、圧倒されてしまいます。
だからこそ、とても気になるのです。理性と直感のバランスを、クリスティーンはどのようにとっているのでしょうか?

すばらしい質問ですね。こんなふうに聞かれたのは初めてです。わたしが一日を通してどのようにクリーニングしているか、少しお話しできると思います。

朝起きたら、まずホ・オポノポノの「12のステップ」を読みます。

仕事中は、送受信するメール、触れるデータ、その日のスケジュール、会う人たち、そしてその人たちの名前をクリーニングします。そうすることで、自分を平和の状態へ戻す助けになります。

意識のレベルでは「仕事に行っている」と思っていますが、本当のところ、わたしがその場にいる理由は、自分の内側の記憶を手放す機会があるからだとわかっています。

毎回、その記憶がこれで最後だと思うようにしてクリーニングします。お金、人、書類、スプレッドシートに関係する記憶です。

ときどきわたしは真剣になりすぎて考え込みすぎることがあります。そんなときは休む必要があります。水を飲んだり、HAの呼吸をしたり、何か別のことをして、考えを重く受け取りすぎないようにします。

わたしはストレスを感じやすいタイプです。よくそうなります。でも、どんな瞬間でも、起きていることをクリーニングするためのツールを選ぶことができます。

誰の人生にも、たくさんの出来事が起きます。

それぞれの出来事の背後では、膨大な情報が展開されていますが、わたしたちの意識はそのごくわずかしか知覚できません。つまり、何が本当に起きているのかを知ることはできないということです。

クリーニングすることで、過去の記憶が繰り返し見せていたはずのシナリオを体験せずにすみます。

だから、期待せずにクリーニングしてください。

わたしたちがやるべきことは、今この瞬間、自分に問いかけることです。
「今、わたしはどう感じている?」
「インスピレーションは、今何をするよう導いている?」
もしかしたら、「今は散歩に行ってみて」と言っているかもしれません。

わたしたちは必ずこの一点に戻ってきます。自分を大切にし、ケアするということ。これがいちばん大切なのです。

ホ・オポノポノでは、わたしたちは愛と同じ姿、神聖なる存在と同じ姿として創られたと言います。

本来は愛とひとつでした。でも道に迷ってしまい、ホ・オポノポノはその愛へ戻るためのプロセスなのです。

実践するとき、わたしたちは表面的に触れるだけで終わってしまうことがあります。マニュアルを少し読む、少し試してやめてしまう、あちこちから断片的に取り入れて「効くかな」と試してみる。

けれど、そうではホ・オポノポノの本質は開きません。

もっと深い問いがあります。
なぜわたしたちは愛をそれほど恐れているのでしょうか?

ホ・オポノポノはわたしたちを愛へ戻します。愛こそが本当に大切なものだからです。内なる平和こそが本当に大切なものだからです。

そして美しいのは、わたしたち自身が愛と平和であるとき、外の世界も癒されるということです。

家、街、土地そのものまで、すべてが癒されます。

人生の問題を解決したい、家族や周りの人を大切にしたい。そう願いますよね。でもそのすべては、まず自分を大切にすること、自分を愛することから始まります。

少し利己的に聞こえるかもしれません。でも、内側が愛で満たされると、外側のすべては自然にあるべき場所へ戻っていきます。


<「なぜ?」を考え続けないこと>


── シェアしてくださりありがとうございます。
さきほどわたしも考えていたのですが、
もしわたしたちの本質が愛であり、わたしたちが愛を求めているのだとしたら、なぜわたしたちはそれを怖がるのでしょうか?
なぜ心を開くこと、人を受け入れること、人を愛することをためらってしまうのでしょうか?

わたしは思ったのです……
もしかすると、過去に愛で傷ついた記憶が重く残っているからではないか、と。

わたしたちが恐れを感じるとき、それはすべて記憶の再生です。
たとえ恐れているときに心地よくないとしても、なぜかわたしたちはその恐れに従ってしまいます。

それが「ただの記憶の再生」なのだと早く気づき、クリーニングを選ぶほど、わたしたちはより早くそれを手放すことができます。

わたしたちは何世代にもわたる記憶、家族、親族、先祖たちの記憶を抱えています。
その特定の記憶がどこから来たのかなんて、わたしたちにわかるはずがありません。

けれど、どうすればその記憶を解放できるのかは知っています。

わたしたちは、本当の意味では「なぜ愛が怖いのか」「なぜ愛から逃げてしまうのか」「なぜ恐れを感じるのか」を知ることはできません。

わたしたちにわかるのはただひとつ。
その記憶の声に従って愛へ向かう道を塞ぎ、前へ進むのをやめてしまうのか。
それとも一度立ち止まり、記憶の再生に従うのをやめ、クリーニングツールを使って、今まさに起きていることにこう言うのか。

「現れてくれてありがとう。手放す機会を与えてくれてありがとう。」


<子どもの「ネット依存」をどうクリーニングする?>


── 本当にありがとうございます。とても役に立ちました。
最後の質問です。あなたにはお仕事があり、さらに三人のお子さんがいます。わたしにも二人の子どもがいます。多くの女性にとって、子どもの教育は最大の悩みのひとつです。

多くの参加者の方々からも、子どもが勉強を嫌がるという話をよく聞きます。母親として、勉強しない、すぐに諦める、ゲームばかりになる……そういう様子を見ると不安になります。わたし自身もそうです。

今の子どもたちはゲームが大好きで、電子機器から離れられないように感じます。誘惑がとても強いのです。宿題を早く終わらせて、もっとゲームをしたい。
そんなとき、どうクリーニングすればいいのでしょうか?

ありがとう。子どもたちは本当にわたしたちにとって美しい贈り物です。次から次へと、数えきれないほど多くのクリーニングの機会を与えてくれます。

ホ・オポノポノでは、わたしたちがクリーニングするのは「子どもの姿そのものではなく、子どもを通して自分が経験していること」だと言います。つまり、クリーニングするのは自分自身の経験です。

例えば、子どもが十分に勉強していないと感じるとき、ゲームをやりすぎだと感じるとき、これらはすべて「わたしがそう感じている」というわたし自身の経験です。
勉強をもっとすべきだ、ゲームは減らすべきだ、こういうことをすべきだ——それらはすべてわたしの中の思い込みなのです。

わたしがそれらの思いをクリーニングし手放すと、予想外のことが起き始めると気づきました。

例えば、子どもが自分からゲームをやめたり、試験でとても良い結果を出したり。すべてわたしの「予想」を超えたところで起こりました。

成長中の子どもにはもちろん一定の境界線が必要です。
でも、子どもに「これはしていい・これはだめ」と言う前に、まず自分自身をクリーニングします。そうすることで、愛から話すことができ、内側の状態も整います。

なぜなら、本当に大切な問いはひとつだけだからです。
子どもに話すとき、わたしたちは「愛」から話しているのか、それとも「記憶」から話しているのか?

── そうですね……多くの場合、記憶から話しています。子どもに言うことを聞いてほしい、自分の思う通りにしてほしいと願ってしまいます。

でも、子どもはとても賢いので、親の言うことをただ受け入れるわけではありませんよね。
だからこそ親が責任を持ち、自分の経験や思い込みをクリーニングする必要があるんですね。

実は、子どもと接するときにわたしが使っている小さな秘密があるんです。
それは、子どもが眠ったあとに話しかけることです。

わたしは心の中でこう語りかけます。
「愛しているよ。わたしの子どもでいてくれてありがとう。」
そして、その日に子どもとやり取りしたことを振り返りながらクリーニングします。もし自分の言葉に適切でなかった部分があれば、
「ごめんね。愛しているよ。」
と伝えます。

子どもの潜在意識は、それらのメッセージを受け取ることができます。
眠っているその瞬間、あなたが「愛しているよ」と伝えると、子どもはそれを聞くことができるのです。
そして、いちばん大切なのは愛なのです。

── 素晴らしいです。その小さな秘密を教えてくださって本当にありがとうございます。すべての回答がとても美しく、心から聞き入ってしまいました。ありがとうございます。




Christine Leimakamae Chu クリスティーン・レイマカマエ・チュウ 1998年に初めてホ・オポノポノのクラスに参加し、現在はアメリカとカナダでクラスを教えている。 3人の子供を育て、会計士として働きながら、子育ての中で、そして仕事のなかで日々ホ・オポノポノを実践している。 クリスティーン・レイマカマエ・チュウのインタビュー記事はこちらからご覧ください。個人セッションの詳細・お申し込みはこちらからご覧ください。

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