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もう昔のようではない、社会も自分自身も。
若さも、エネルギーも、食欲も、人との繋がりも、気づいたら今までとは違う。
親しみを感じていた日々がいつの間にか色を変えている。
これまでできたことができなくなっている。
もう昔のようには戻ることはできないと感じる。

「今」のわたしの役割とは一体なんなのだろう?わたしの居場所はどこなのだろう?

もしも過去の自分との変化に戸惑い、未来の自分を信じることができない、そんな不安を体験しているとしたら、わたしたちは皆、その瞬間、年齢を問わず、ミッドライフクライシス(中年危機)を体験しています。それは神聖なる存在との繋がりを失い、自分の道を見失ってしまうという体験なのです。

これはパンデミックが始まる前の話ですが、友人に誘われ、とあるレストランに行きました。その友人夫婦はわたしよりも若いのですが、それまで、そのことを気にしたことはありませんでした。
しかし、その日レストランに着いてすぐに、そのお店の客層がわたしよりもはるかに若い人たちであるということに気付きました。そして、そこで働くウェイトレスたちがわたしに注文を取りに来てくれないということを体験しました。
それは、ただ単純に悲しみを覚える体験で、わたしが今この瞬間、ふさわしくない場所にいるという気持ちにさせる出来事でした。
その場所に、そのウェイトレスに、その友達に問題があるのではないことは明らかです。
ほんの一瞬でも自分がいる場所に対して不安を感じたこと、それはクリーニングの機会なんだと思い、クリーニングをしました。わたしの中に何らかの、今を体験できない記憶があるということに気づくことさえできれば、クリーニングという選択をすることができます。その選択をする時にのみ、今を生きる、この瞬間の自分に戻るという体験があるのです。

もしも、何か抗うことのできない渦の中に自分がいるという体験があるとしたらそれも記憶の再生です。わたしの優先事項はどんな時も、今のわたしです。過去でも未来でもなく、今のわたしです。
体や感情を通して、もしもあなたが違和感や不安を感じることがあれば、あなたと神聖なる存在との繋がりを求めることが賢明です。
ミッドライフクライシス(中年危機)という大きな扉が目の前にあるのであれば、わたしはより一層クリーニングを通して、今のわたしの居場所を調整していきたいのです。

平和

KAMAILELAULI’I RAFAELOVICH カマイリ・ラファエロヴィッチ(通称 KR女史) SITH ホ・オポノポノの創始者、 故モーナ女史の一番弟子。 50年以上クリーニングを続けている。MBA(経営学マスター)やMAT(マッサージセラピストライセンス)の資格を取得。 ハワイでは不動産業を営み、さらにホ・オポノポノを使ったコンサルティングボディーワークランドクリーニング、講演活動を全国各地で行っている。著書に「ホ・オポノポノジャーニー ほんとうの自分を生きる旅」 「ホ・オポノポノライフ」(いずれも講談社)、共著に「ウニヒピリ」(サンマーク出版)、「はじめてのウニヒピリ 」(宝島社)がある。

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