今あなたが働いている場所を選んだ理由は何ですか？
または、やりたかったけれど、やらなかったことがあるとしたらそれは何でしょうか？
結婚した時のことを覚えていますか？
結婚したいけれどできないという体験はありますか？
子どもを持つことに対してあなたが持っている考えは？
今、住んでいる家を選んだ理由は？

昔から今に至るまでに、あなたが行ってきたあらゆる選択を思い出してみます。
理由は何だったのでしょうか？純粋に「好きだったから」だけではなく、その時、そこにはたくさんの理由があったはずです。
もしかしたら、その「好き」の下にも、本当はいくつもの理由が隠れているかもしれません。

女性として、
男性として、
大人として、
日本人として、
家族の一員として、
この学校を卒業した自分として、
あの学校に入学できなかった自分として、
介護が必要な家族がいる自分として、

◯◯である自分として選んできた数々のことを目の前にして、あなたは何を感じているのか、それをこれまで共にしてきた内なる子どもであるウニヒピリと、クリーニングを通して観察するチャンスがあることは祝福すべきことです。
なぜならば、喜びも、惨めさも、出口のない不安も、不快も、不満も、優越感も、劣等感も、あきらめも、情熱も、これまで長い歴史の中で溜め込んできた記憶、しがらみを手放すことができるチャンスだから。

「わたし」という完璧で純粋なアイデンティティー以外のものは全て記憶です。記憶で選んでしまった今ではなく、記憶を手放すチャンスをわたしたちはどんな時も与えられています。

今を通してみえてくる「記憶」をさっそくクリーニングして行きましょう。

年齢を通して、
性別を通して、
国籍を通して、
仕事を通して
住まいを通して、
家族を通して、

わたしたちは今、本当の自分と出会うチャンスを与えられています。