「全ては記憶の再生」
Q:最初にお金のことありきでなく、愛からの行動がお金を生むとのことですが、どうしても最初にお金のことを考えてしまうとか、貧しかったり、経済的に逼迫していて、お金のことを優先せざるを得ないときはどうなりますか。 そういう人には、結局、必要なお金は入ってこないのでしょうか。
イハレアカラ・ヒューレン博士:問題はただ1つ、過去の記憶が何度も再生されているということなのです。「歴史はくり返される」ではないですが、同じような出来事が何度もくり返されているということが問題なのです。だからこそ、このホ・オポノポノはそのような状況にとって役に立ちます。ベティさんの経験を話してもらえますか。
平良ベティ:わたしは会社を経営しているのですが、前にやっていた会社を閉めてしばらくしたころに、ヒューレン博士のセミナーを受けて「あ、これ日本にもっていきたい」と感じ、休眠していた会社をまた立ち上げました。
会社経営をしていく中で、目標を設定して、それに向けて予算を使ってという仕組みが多いと思うのですが、ホ・オポノポノに関してはヒューレン博士からクリーニングだけしなさいと言われていました。
でも最初はそんなこと言ったって、クリーニングだけしていてどうやって人が集まるのだろうと感じていました。でも、クリーニングしていると思ってもみなかった発想が生まれてきたのです。
最初は友達や知り合いに声をかけて、ホ・オポノポノのクラスを紹介していたのですが、本屋さんに行ったとき「あ、この雑誌に載ったら多くの人たちが読んでくれる」と感じて、そしたらその日のうちに電話して会いに行ったりしていました。
でもそんな発想は今までのわたしにはありませんでした。でもそのときは勝手に電話しちゃっていました。常識っていうのが消えてしまうのです、常識もメモリーですから。普通だったら恥ずかしいとか変に思われるとかあるのですが、インスピレーションを受けている状態だと、もう行動がパパッと動いて、決まっていく。そうすると、予想外の人数のクラスの申込が来ることがありました。
一方、頭で考えてやって動いたことは、何一つうまくいきませんでした。
Q:お金が欲しいと思ってやっていてはいけないということですね。お金がついてくるというか、入ってくるという。
平良ベティ:仕事ってやっぱり利益を生むためにするとは思うのですが、それだとうまくいかない。 やっぱりゼロの状態でいること、これが好きだからという感覚でやればうまくいく。 頭で考えないでクリーニングしたら、インスピレーションで「あっ」と思いつく感じです。
Q:ダメだろうとか、お金にならないだろうとか、考えないということですね。 でも考えるなと言われても考えてしまうのですが、クリーニングすることで考えなくて済むようになるということですか?
イハレアカラ・ヒューレン博士:それがメモリーです。本来の自分自身でいるのではなくて、考えてしまう。
多くの場合そうなのですが、何かブロックというか障害がある、その障害のことをクリーニングしていくと、そこから道が拓かれていくのです。
ビジネスがそこにあるべきビジネスであるならば、お金は自ずと生まれていくわけですが、ブロックがあるとそれが阻まれてしまう。
本当に大成功するビジネスとそうでないビジネスの間にあるものはいったい何かといったら、それはすべてメモリーなのです。
Q:たとえば一般の家庭で、貧乏で困るという人も同じですか。
イハレアカラ・ヒューレン博士:そうです。全ては記憶の再生なのです。
何世代にも何世代にも渡って同じ記憶が再生され続けている。 たとえば心臓病や糖尿病というのが代々繰り返されたりする。
平良ベティ:以前、ガンの末期で手術しても遅いと言われた方がいました。 その方がいらして、その方がガンだということをヒューレン博士に伝えて、博士がずっとクリーニングしてくれていました。 そしたらお医者さんも信じられないくらい腫瘍が小さくなってお礼に見えたのです。
イハレアカラ・ヒューレン博士:その問題を作り出したのもメモリーなのです。 メモリーを消去してしまえば、問題というのはそこにありえないのです。 信じがたいですよね。
Q:この話をいろんな人が聞いたり、本を読んだりすれば、ヒューレン博士はどんな病気でも治したり、奇跡を起こしたりする人なのかなと思って人が殺到すると思うのですが。
イハレアカラ・ヒューレン博士:わたしではありません。 みんな自分で自分の病気を治せるということです。
Q:「自分で」できるのですか?
イハレアカラ・ヒューレン博士:別に聖職者や、お坊さんとかは必要ないということです。 グルも必要ないのです。 あなたに必要なのは自分だけです。
Q:そのガンが小さくなった方も自分で?
イハレアカラ・ヒューレン博士:その彼女は自分でずっとクリーニングしていました。 ブルーソーラーウォーターを飲んだり、シールを貼ったり。 そして、たとえばここであなたが「愛しています」とクリーニングする。 そのことが、あの女性の腫蕩に何らかのつながりがあるかも知れません。 そして、あなたの中から何かが消去され、剥がれていくことによって、彼女の腫瘍が小さくなっていきやすくなるかも知れません。 より多くの人がどんどんクリーニングしていくほど、より多くのことが消去され剥がれていくのです。 すると台風や地震のような自然災害でさえも減っていくでしょう。