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現在ドイツでも新型コロナウイルス感染防止対策のため、国境封鎖や社会生活上の接触制限措置がとられている新たな生活の中で、2月ビジネスクラス講師アイリーン・シュウォネックさんによる個人的な気づきをご紹介いただきました。


在宅勤務を国に要請された時、まず何から手をつけたら良いのか周りの同僚に相談したくてたまらなくなる。

ソーシャルディスタンスを求められるとき、一体何をどうしたら正解なのかわからない。

自分の仕事、将来が不安でひとときも心休まるときがない、誰かになんとかしてもらいたい。

今まであり得なかったことが日々の生活の細部に現れる時、以上のような声があちらこちらから聞こえてきます。
実際に在宅勤務をはじめて一ヶ月以上経つわたしの元には、日夜友人から様々な不安の声が届きます。わたしが今、家から出ず、ニュースもほとんど観ない生活をしていても、それでもこのような声がわたしの元に届く、聞こえる、不安が目の前にあるということは、やはりその体験をしているのは、わたしの友人、世界の誰かなのではなく、わたし自身であるということを改めて思い出す機会をいただいています。

そして、問題が起きる時、自分にとってこれが困るなということが起きるとき、やはり真っ先に信頼できる人に声をかけたり、マジョリティーの反応に気を向けたくなるものですが、ほんの数分、いえ30秒でもいいので、まっさきにしたいこと、それは、どんな時もまず最初に、「わたし」を見るということです。

わたしだけを見ます。
わたしの体がどんな感じなのか、緊張していないか、暑くなっていないか、息が浅くなってはいないか。
わたしだけを見ます。
どの瞬間も「わたし」を通して、神聖なる存在を見ることができるのです。

わたしを超えて、外に答えを求めようとする時、せっかく、わたしが神聖なる存在からの愛、信頼、インスピレーションを求めるチャンスを逃し続けているのです。

わたしだけを見ます。
愛だけが答えです。

どのような状況の中でも、自分の中にある完全性をひとたび触れることができたなら、さあ、外に目を向ける準備が整ったということです。
そこからは、神聖なる存在があなたに与えたあらゆる必要な情報です。

愛を自分の中に見つけた時、愛でないものを手放さなくてはいけない状況が、次から次へと現れるでしょう。
今目の前に不安があるとしたら、それを通る必要があります。
あなたが歩む道を誤ってしまったわけではありません。
神聖なる存在が手配してくれた道であると信頼しましょう。

すべてはわたしの体験です。
この体験を通して、隣人、市民、人種、国籍、国境を超えて、今それぞれが体験していることをともにわかちあえる兄弟姉妹でありたいのです。

あなたの体験を通して、今あなたは自分自身に目を向けていますか?

Irene Schwonek アイリーン・シュウォネック 2009年に初めてホ・オポノポノのクラスに参加し、現在はドイツでクラスを教えている。 ミュニックの民放テレビ局の子供チャンネルにて長年プロデューサーを務め、同時に作家、ロミロミセラピストとしても活動している。 アイリーン・シュウォネックのインタビュー記事はこちらからご覧ください。

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