あなたを今、そのような感情にさせたのは一体誰なのでしょうか?
あなたの頑張りを理解してくれない家族?
不機嫌な店員さん?
この国の経済?
信頼していた友人からの裏切り?
触れることも、目にすることもできないその存在に、なぜこれほどまで心を悩ませ、人間関係を左右し、景色すら変え、ときには身体にまで大きな影響を受けてしまうのでしょうか?
なぜ、家族や友人、名も知らない誰かが、そんな魔法のような影響をわたしに与えられるのでしょうか。
なぜ、遠く離れた国で起きている出来事を、ただスクリーン越しに見ただけで、危険を感じたり、眠れなくなるほどの不安を覚えるのでしょうか。
感情とは、自分以外の誰かによって、そんなふうに無理やり植え付けられるものなのでしょうか?
問題は一体どこにあるのでしょうか?
SITHホ・オポノポノは、問題解決を行うとき、いつもわたしたちにこう問いかけます。
そこでわたしたちが気づくのは、あらゆる感情の本質、それは、自分の潜在意識が、宇宙の始まりから選択の余地もなく無理やり抱え込んできた、さまざまな記憶なのです。
つまり、わたしたちが体験する嬉しさも悲しさも、どんな感情であっても、その元は、実はあなたの中に元々あったものなのです。
すでにある記憶は、何度も繰り返し体験させられるのです。
家族を通して、もともとある記憶を体験します。
友人を通して、もともとある記憶を体験します。
仕事を通して、もともとある記憶を体験します。
土地を通しても、もともとある記憶を見せられているのです。
わたしたちは今、体験しているあらゆる感情を通じて、毎瞬、記憶から自由になるチャンスを与えられています。
そして、わたしたちが記憶から自由になったとき、記憶によって繋がっていたあらゆる人、もの、土地、そして宇宙に至るまでも、彼らの中からも記憶は消去されるのです。
わたしたちが他者を意識するとき、憤りを感じたり、思いやりを抱いたり、平和を祈るとき、まず第一にできることは、自分自身のケアなのです。
あなたが今、どんな感情を抱えていようと、あなたがそれをクリーニングするとき、その記憶は宇宙の隅々に向けて解放されるのです。
あなたはそれほど大きな影響を持っているのです。
