自分が幸せか不幸せか、自由か不自由かどうかを、わたしたちは何をもって判断しているのでしょうか。
どんな職、家、家族、財産を持っているのかで判断していたとしても、そのことがあなたに幸不幸をもたらしているわけではありません。
不快な感情がある時、わたしたちは幸せではない、不自由であるという判断をします。
では、あなたという存在そのものが不自由なのでしょうか。あなたそのものが不幸であるからそういう体験をするのでしょうか。
いいえ、あなたという存在は本来ゼロです。
インスピレーションを受け取ることができるピュアな存在です。
それでは、この感情とは何なのでしょうか。
感情の所在はどこにあるのでしょうか。
ウニヒピリ、あなたの潜在意識である内なる子どもは、あなたがたとえどんな場所でどんな人と何をしていようと、そこでその働きを止めることはありません。
あなたがゼロではない時、本来の道の上にいない時、ウニヒピリはあなたにコンコンとドアをノックするかのようにして、その存在を伝えようとします。それが感情です。
不快な感情、すべてを諦めそうになるほどの強い感情が働く時、わたしたちはそれに飲み込まれる前に気づくことができます。自分の内側にいるもう一人の自分の存在に。