とくに不満があるわけではないのに、なんだかつまらない、やる気が起きない、今の自分に自信が持てない、そんな体験をしたことはありませんか?
心地良いと思っていた環境にいたはずなのに、気づくとすべてが色あせて見えてきた、そんな体験はありませんか?
取るに足らないことだと、あまり気にしないようにしてきたことが、もしかしたら今の自分のエネルギーを吸い取る原因になっているかもしれません。
SITH講師のネロさんは、大好きなスポーツを通して体験した怪我をきっかけに、繰り返されるパターンに気づき、自分のコンフォートゾーンから抜け出すことができたそうです。
コンフォートゾーンとは、「安心領域」と直訳できますが、「慣れた環境」や「ぬるま湯」と表現されることもあります。
つまり、「これが自分だ」と自覚している領域のことです。
ぬるま湯や慣れた環境が悪いというわけでは決してありませんが、わたしたちは放っておくと、記憶が常に再生されてしまう存在です。
記憶が溜まると、そこに制限が生まれます。
ですから、どんな場所にいても記憶をクリーニングすることが必要なのです。
記憶がクリーニングされると、たとえ同じ場所や環境にいても、そこには必ず変化が生まれます。
本当の自分でいるとき、わたしたちは絶えず変化し続けるこの宇宙の細胞の一部として、本来の才能を発揮できるのです。
自分を知っていく道には、滞りがありません。
停滞していると感じたとき、それが心地よくても不快でも、それに気づいてクリーニングすれば、わたしたちはいつでも、
生きる目的、つまり「本当の自分と出会う」道へと戻ることができるのです。
