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ホ・オポノポノを続けていれば、もっとポジティブになれるはず。
ウニヒピリと仲良くなれば、もっと豊かな才能を表現して幸せになれるはず。
本当の自分はきっと、あらゆるストレスから解放されてハッピーなはず!

そんな心の声が、個人セッションや講演会などに参加される方の質問の中から聞こえてくることがあります。
そう思うことや期待することは悪いことではありませんが、それらが記憶からくるものであるということに気づくことは、クリーニングを実践していく上で大切なことです。

なぜならば、そのような期待をしている時というのは、「自分の考えが正しくて、どうすれば幸せになれるかを知っている」と、まるで拳を握りしめたような状態だからです。
わたしたちは記憶によって、いつも正しいことを知っている自分でいようと、いわば習慣のように過ごしています。

しかし、
ここでも鍵は、「わたしは何も知らない」という本来のゼロの自分に一度戻ってみることです。握りしめた手では、光を受け止めることはできないのです。

ホ・オポノポノを実践してきた中で、わたしがイメージとして感じたことは、わたしたちはいつどんな時も表面意識では、まるでコインの表裏のように、「良い、悪い」「ポジティブ、ネガティブ」「陰、陽」「光、闇」のように常に二者択一のような受け止め方をしています。
しかし、宇宙から見ると実は常にどちらも存在していて、宇宙の完璧なバランスがそこに働いているかどうか、ただそれだけなのです。

クリーニングによってわたしたちができることは、記憶によってアンバランスになった自分の意識を宇宙の完璧なリズムに戻していくということです。そうすることで、わたしはどの瞬間も自分のいるべき場所にいられるのです。

ですから、多くの人にとっては恐ろしいと感じる「わからない」という状態は、わたしにとっては歓迎したいことです。
「わからない」という自分であるとき、そこからクリーニングをスタートさせられる最高の場所だと感じます。
反対に「わかっている」「知っている」「こうしないといけない」など、頭が前のめりになっている時は注意信号です。一旦立ち止まって、そこでもクリーニングします。

毎朝、自分のオフィスに入る時、「何をしたらいいのかわからない」という状態であることをとても大切にしています。
ビジネスマンや経営者の方が聞いたら、なんと無責任で子どもじみたことだと思われるかもしれません。もちろん何をするかは、リストにしてまとめていますし、山ほどあるのもわかっています。しかし、会社にもアイデンティティーがあるし、プロジェクトにも目的があるのです。
だからこそ、本当は何も知らないというところからクリーニングをし、一つ一つ手にとってみると、わたし本位ではなく、そこに存在し、参加しているすべてのアイデンティティーが動き始めるのです。
豊かな才能や充実感は、自分一人で考え動いていたところで得ることはできません。
わたしが「本当の自分」に調律され、他のすべての存在がまるで完璧なオーケストラのようにそれぞれのリズムを響かせる時、自分の知識を超えた、宇宙の深淵さに触れられるような、そんな喜びを感じることがあります。

平和
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KAMAILELAULI’I RAFAELOVICH カマイリ・ラファエロヴィッチ(通称 KR女史) SITH ホ・オポノポノの創始者、 故モーナ女史の一番弟子。 50年以上クリーニングを続けている。MBA(経営学マスター)やMAT(マッサージセラピストライセンス)の資格を取得。 ハワイでは不動産業を営み、さらにホ・オポノポノを使ったコンサルティングボディーワークランドクリーニング、講演活動を全国各地で行っている。著書に「ホ・オポノポノジャーニー ほんとうの自分を生きる旅」 「ホ・オポノポノライフ」(いずれも講談社)、共著に「ウニヒピリ」(サンマーク出版)、「はじめてのウニヒピリ 」(宝島社)がある。

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