クリーニングしないと必要な情報は降りてこない
人間の存在(セルフアイデンティティ)は、ピラミッド型になっています。最下部にあるのが潜在意識(ウニヒピリ)、その上にあるのが表面意識(ウハネ)、更にその上に位置するのが超意識(アウマクア)です。わたしたち人間のさらに上には、神聖なる存在(ディヴィニティ)があります。宇宙、自然とも言える存在で、わたしたちの中に存在するとも言えます。
神聖なる存在は、わたしたちに「インスピレーション」すなわち、わたしたちが必要とする情報や、ありのままの自分に気づかせる情報をもたらしますが、これがいつ、どこからやってくるかはわかりません。インスピレーションの存在に気づけない人も多くいます。
その原因こそが、潜在意識に溜まった、悩みや苦しみ、喜びや感動などのさまざまな記憶です。この記憶をクリーニングしなければ、神聖なる存在と繋がることはできず、インスピレーションは得られません。
次々と潜在意識に湧いてくる記憶をクリーニングし続けていると表面意識は自由に、明確に、純粋になります。すると超意識が表面意識と潜在意識の本来の意志や願いを整理し、神聖なる存在に伝えます。
すると神聖なる存在は、わたしたちが必要とするものを完璧な状態で、完璧なタイミングで与えてくれます。
ホ・オポノポノで問題を解決する際に最も重要なのは、それがどんなに理不尽な試練であっても、100%自分の責任であるという認識を持つことです。
【ヒューレン博士インタビュー】
『世界で起こることの全責任をとる』
それから、クリーニングは繰り返し行い、習慣にしなければなりませんし、その間は、けっして期待しないということも重要です。
もし結果を期待してしまっている心に気がついたら、その期待もクリーニングしましょう。
クリーニングさえしていれば、人はもともとゼロの状態、すなわち完璧な存在なので、望んだり期待したりしなくても、本来の能力を発揮することができます。本来の自分がどんな可能性を秘めているのかは、わからないため希望通りのことが起きるとは限りませんが、誰にでも必要なこと、必要なものは、必要なタイミングで現れます。そして問題は自然と解決していくのです。
ここまでお話ししたことが信じられない方もいるかもしれません。
でも試しに、実践してみてください。
すべてはそこから始まります。