外側を果てしなく彷徨い歩いた・・・
聖地といわれる場所に神仏を訪ねても、どこにいても、何をしていても、誰といても、スピリチュアルな教えに触れても、常に寂しさと苦しさ、虚しさがあった。
いったいどこに平安があるんだ!?
ある日、突然のノックダウン。
あぁ、、、
八方塞がりだ!
こんな事の繰り返しだ!
目を閉じて、焼けつくような体の細胞一つ一つに向かって「ありがとう、愛しています、許してください、ごめんなさい、僕も許すよ」とつぶやく。
体がスッと軽くなって「おかえり、おかえり。ああ、本当に久しぶりだね、帰ってきたね。わたしはわたし。取り戻したね。目を閉じたら、そこが本当のおうちだよ。わたしがいるよ。おかえりなさい!」と言葉にならない言葉が響く。
ただいま。
果てしない旅の末にたどり着いたおうちと、わたし。
これからはずっと一緒にいようね。
ありがとう、愛しています。