前回のインタビューで、クリスティーンさんは、わたしたちの本質は愛であり、完璧であると伝えてくださいました。
しかし日常の中で、わたしたちはついそのことを忘れてしまいます。
たとえば、パートナーに捨てられたり、誰かに嫌われたりしたとき、どうクリーニングすればよいのでしょうか。
どうやって自分を大切にしていけばよいのでしょうか。


<強い感情に襲われたとき、どうすればいい?>


── あなたはわたしたちの本質は愛だと教えてくれますが、わたしたちはその真実をすぐに忘れてしまいます。
人生で大きな出来事が起きると、クリーニングを再び始めたり、クリーニングのプロセスを信頼したりするのがとても難しく感じられます。

例えば、ある参加者の方は、ご主人から離婚を切り出されました。彼女はとてもつらい気持ちになっています。

深い悲しみや怒りなど、複雑で強烈な感情の中にいるとき、どうすればまたクリーニングを思い出せるのでしょうか?
こうした状況では、どんなクリーニングツールを使えば気持ちを抜け出すことができるでしょうか?

人生はとても面白いものです。何が良いことで、何が悪いことなのか、本当のところわたしたちには分かりません。

その女性のご主人が離婚を申し出たことも、彼女がクリーニングをしているとしたら、もしかすると彼女が歩むべき道へと導くための出来事かもしれません。――わたしにも本当のところは分かりません。

でも、わたしの感じるところでは、わたしたちは毎瞬毎瞬の出来事に対して判断を下すことに多くの時間を使っています。
「これは起こるべきだった」「これは起こるべきではなかった」
「相手はこうすべきだ」「ああすべきだ」
このように決めつけてしまいます。

しかし、実際には、起きている出来事を前に、一歩下がってクリーニングを始めるという選択をすることもできます。
クリーニングツールを使いながら、今自分の人生が何を見せようとしているのかに委ねてみるのです。

わたしたちには、見えない背景で何が起きているか分かりません。
そこで唯一の目的は、クリーニングを続けることなのです。

だから、ご主人が離婚を告げたとき、わたしたちの仕事はただひとつ――
その出来事にクリーニングを始めること。
そして同時に、自分自身を大切にし、自分の内なる家族(ウニヒピリ、ウハネ、アウマクア)をケアすることです。

【クリスティーンはどうクリーニングするのか】

強烈な感情の渦中にいるときは、体を使うタイプのクリーニングツールが役に立ちます。
自分がクリーニングを「考えていなくても」、その瞬間にクリーニングが起きているからです。

例えば、泣いているとき、わたしはブルーソーラーウォーターを飲みます。
感情は感じ続けていますが、ある瞬間にふっと落ち着いていきます。
あるいは、HAの呼吸をします。
また、自分をいたわる小さな行動をすることもあります。

同時に、大切なことがあります。
わたしたちは人間だということ。
悲しみや怒りを体験するのは当然で、それは悪いことではありません。

先週末、わたしは葬儀に参列しました。
いくつかのクリーニングツールを持っていきました。
その間、わたしはたくさんの感情を体験し、涙も流しました。

ときにはこのように、感情に深く沈み込むことがあります。
そんなときには、自分にこう言えることが大切です。
「泣いてもいい。怒ってもいい。」

自分が体験している感情を、否定せず、そのまま見つめ、受け入れること。
「どうしてこんな気持ちになるの」と自分を責めたり、蹴り飛ばしたりする必要はありません。

そして、気持ちが少し落ち着いたとき、またクリーニングに戻ればいいのです。


<自分を嫌う人に出会ったとき、どう向き合う?>


── ありがとうございます。最後にもう一つ伺いたいことがあります。
生活の中で、自分に強い敵意を向けてくる人に対して、どのようにクリーニングすればよいのでしょうか?

わたしたちは本当のところ何が起きているか分かりません。もしかしたら前世の記憶と関係があるかもしれません。でもいずれにしても、それは手放すチャンスでもあります。
わたしたちの内側に、どれほど関連する記憶があるのか分かりませんが、それらもクリーニングされる必要があります。
だからこそ、わたしたちは繰り返しクリーニングを続け、「愛しています、手放しましょう」と自分に言い続けます。

あなたは、生活の中で誰かから強く嫌われた経験はありますか?
そのとき、どのようにクリーニングされましたか?

良い質問ですね。
以前、仕事でわたしのことをあまり好きではない同僚がいました。そのことで、しばらくわたしは快くない気持ちを抱えていました。
でも、わたしは彼女の態度をコントロールすることはできません。調整できるのは、わたし自身だけです。

わたしは気づきました。
傷ついた気持ちを抱え続けているとき、わたしはその感情で自分自身を傷つけているのだと。
だから、わたしは自分の内側へと戻る必要がありました。

クリーニングを続けるうちに、会議の場で彼女がまだ怒っていたとしても、その怒りはわたしに影響しなくなりました。
わたしが世話をするべき相手は、わたし自身だからです。

そこでわたしは、自分を怒りからそっと引き離しました。怒りと結びつかず、クリーニングを実践したのです。
なぜなら、怒りと絡み合ってしまうと、クリーニングがとても難しく感じられるからです。
まず第一歩は、自分の内側で起きていることを見つめるけれど、そこに巻き込まれすぎないことだと思います。
そうすることで、より早くクリーニングへ戻ることができます。

── ありがとうございます。
今日はクリーニングの方法についてたくさんお話しいただきました。
ホ・オポノポノのクリーニングは長いプロセスであり、生活の一部のようなものです。
クリーニングをしたからといって、その場ですぐ何かを解決しようとするのではなく、クリーニングの中に自分を戻し、クリーニングを信頼し続けることが大事なのですね。




Christine Leimakamae Chu クリスティーン・レイマカマエ・チュウ 1998年に初めてホ・オポノポノのクラスに参加し、現在はアメリカとカナダでクラスを教えている。 3人の子供を育て、会計士として働きながら、子育ての中で、そして仕事のなかで日々ホ・オポノポノを実践している。 クリスティーン・レイマカマエ・チュウのインタビュー記事はこちらからご覧ください。個人セッションの詳細・お申し込みはこちらからご覧ください。

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