カフナとしてハワイ伝統医療のスペシャリストとして活躍するハワイ州宝のモーナは、人間、自らたった一人で、自分自身の意識の中にあるコンピューターから、自分にとって、不自由で不快な体験をもたらす余分なデータを取り除く方法に気づきました。
以下はモーナが、1985年、ニューヨークで開催された国連による異文化研究協議会において、ゲストスピーカーとして参加した際に、発言したものです。
どんなに混沌とした状況の中でも、自らバランスを取り戻すことがわたしたちには可能なのです。
問題解決の鍵となるデータ(記憶)が自分自身の中で消去されるとき、内から外へとその問題解決の波はひろがります。
自分の内から平和がはじまり、外に広がっていく自然の法則のおかげで、この問題解決法(ホ・オポノポノ)はいつでも結果が真の平和に行き着くのです。
自分自身が平和であるという出発点なので、あなたが見る場所、触れるもの、話しかける人々、考えを及ぼす何かそれ自身にも、永遠に平和の波は波及していきます。
あなたが問題の当事者として立場をとることで、はじめて、宇宙が始まってからの長い歴史において溜め込まれてきた不要な記憶から自由になることができます。
まずは、自分自身が過去のしがらみから救われること、それにかかっているのです。
どんなときも、まず第一に救われるべきは「自分」なのです。
このモーナがインスピレーションを通して受け取りそれを言葉にした一つの祈りが、世界中の人々の祈りに貢献してきました。
ここで再度紹介させていただきます。
神聖なる存在、父、母、子でもある者よ……もしもわたしが、わたしの家族が、親類が、そして先祖が、原初の時代より今日に至るまで、思考、言葉、行為、行動において、あなたを、あなたの家族を、親類を、そして先祖の感情を害したのであれば、どうかお許しください。
すべてのネガティブな記憶、障害、エナジー、心の迷いが浄化、純化、解放されますよう、また、これら不必要なエナジーをどうか純粋なる光に変換してください。
そして全て完了します。
(12のステップが完成する前に作られた初期の祈りです)
この祈りは、今現在わたしたちがクリーニングに実践する4つの言葉、様々なクリーニングツールが登場する前、クリーニング方法として唯一人々に紹介されてきた祈りでした。
祈りを読んでみてください。
何が聞こえてきますか?
問題に対して100%責任をとり、問題に関わるあらゆる記憶が、神聖なる存在の手のうちにもどり、正しく扱われるとき、自分の内側に聞こえる静けさ、光に触れられるのだと、モーナは話したそうです。