これはジーンのインタビュー記事です。
ジーンの回答は、緑色で表示されています。
前回のインタビューでは、身体の痛みや不調をクリーニングする方法を伺いました。
今回は、ジーンさんが「一日の中で、どのようにクリーニングを実践しているのか」についてお話しくださいます。
<病気への不安をクリーニングする>
── ある方からの質問です。
「両親の病気が心配です。また、家族に遺伝性の病がある場合、自分にもそれが遺伝するのではないかと不安になります。こうした不安はどのようにクリーニングすればいいのでしょうか?」
クリーニングのプロセス自体に違いはありません。
どんなテーマでも、基本は同じです。
わたしたちは、この状況に対して自分が体験していること――
浮かんでくる情報、思考、感情、態度――をクリーニングします。
たとえば、
「両親が病気になったら、わたしはどうすればいいのだろう」
「もし自分にも遺伝するなら怖い」
「看病をどうすればいいのか、病院や介護をどうするか」
といった考えが浮かぶかもしれません。
そのようなとき、わたしたちがクリーニングするのは、自分の中に浮かび上がる思考と感情そのものです。
それらをクリーニングすると、過去の祖先から受け継いだ「病気に関する記憶」が解放され、今も、そして未来も浄化されていきます。
その結果、それらの記憶が次の世代に引き継がれないようになります。
── わたしたちは時々、自分の感情を後回しにしてしまいます。
両親の病気を心配しながらも、そのたびにすぐクリーニングできるとは限りません。
そんなとき、たとえば「両親の病気」などの情報を紙に書いて、マニュアルに挟んだり、Ceeportカードを置いたりしてもいいのでしょうか?
もしそうしたインスピレーションを受け取ったなら、そして書いた内容が中立的な情報――たとえば病名のようなもの――であれば、それを使ってクリーニングしてもかまいません。
たとえば「Ceeportカードをその紙の上に置こう」と感じたなら、そのインスピレーションに従ってみてください。
また、「自分はクリーニングを忘れてしまうかもしれない」「やり残しているかも」といった思いも、それ自体をクリーニングしてあげましょう。
その考えもまた、ひとつの記憶だからです。
ときには、わたしたちのウニヒピリ(潜在意識・内なる子ども)が、わたしたちの意識が気づかないうちにクリーニングしていることもあります。
ですから、「ウニヒピリ、今日もクリーニングをしてくれてありがとう」と声をかけてみてください。
感謝の言葉をかけるだけでも、ウニヒピリは安心し、わたしたちに応えてくれます。
<ジーンさんのクリーニングの一日>
── ジーンさんご自身は、どのように一日の中でクリーニングを行っているのでしょうか?
朝、目を覚ます前に、まずウニヒピリのケアと保護を行います。
そのあと「わたしはわたし」という祈りの言葉を唱え、続けて12のステップを行います。
およそ1時間ほどかけて、夢で見たこと、 今日や今週の予定、行く場所や使う交通手段、会う人、最近心に浮かんでいる不安などをひとつずつクリーニングしていきます。
そのあと、フィジカル・リバランスを行います。
わたしはいつも、ウニヒピリに話しかけます。
「ウニヒピリ、今日を始める準備はできている?」
「わたしたちのクリーニングはもう十分?」
もしウニヒピリが「まだ」と感じているなら、わたしはもう少し時間をかけてクリーニングします。
ある日には、ツールメニューのすべてのツールを読み返すこともあります。
また、別の日には、目が覚めたときに受け取ったインスピレーションで、「今日はこのツールだけを使えばいい」と感じることもあります。
どんな日であっても大切なのは、ウニヒピリを大切にし、この一日を始める前にクリーニングしておくこと。
そうすることで、自然と心も身体も整っていきます。
そして、わたしの経験では、朝にしっかりとクリーニングをしておくと、その日一日がとても穏やかに流れ、やるべきことも自然に進んでいくように感じます。
続けていくうちに、ウニヒピリ自身が、自らクリーニングを始めるようになるのです。
日中でも、わたしは「その瞬間にクリーニング」を心がけています。
たとえば、渋滞に巻き込まれたとき、あるいは突然誰かから電話がかかってきて、トラブルの話を聞いたとき。
そんなときこそ、自分の中に生まれる反応をクリーニングします。
仕事の合間にコーヒーを飲むように、わたしはHAの呼吸をしたり、ブルーソーラーウォーターを飲んだり、フィジカル・リバランスを行ったりします。
これらは身体的なツールであり、同時に心の中で使うクリーニングツールでもあります。
帰宅する前や眠る前にも、クリーニングをします。
寝る前には、もう一度フィジカル・リバランスを行います。
クリーニングは、24時間、週7日、いつでもできるものです。
食べられるツールを使うことで、たとえば朝食のときでも、わたしたちは自然にクリーニングしているのです。
そうした積み重ねが、ウニヒピリとの関係を深め、「クリーニングすること」が生活そのものになっていきます。
── たとえば、バニラアイスクリームを食べることも?
はい。バニラアイスクリームも、立派なクリーニングツールです。
このようにして、クリーニングは日常のすべてと一つになります。
── 今日も素晴らしいお話をありがとうございました。
どのお話も、とても実践的で、すぐに役立てられるものばかりでした。



