イベント

セッション

KR

ストロベリージャム

ショップ

わたしがホ・オポノポノと出会ったのは、26歳のときでした。

当時、わたしは営業職に就いていましたが、人と会うこと自体が強いストレスになっていて、極度の不安や緊張、パニック発作に悩まされていました。何かが常に足りないと感じ、人と比べては自信を失い、日々の出来事に大きく揺れ動きながら、生きる指針を見失っていました。

そんなとき、ホ・オポノポノに出会い、参加したクラスでたまたまモーナ・ナラマク・シメオナ女史の隣に座る機会があり、不安や自信のなさについて質問しました。すると、モーナはこうたずねてきたのです。

「Have you cleaned with the cause?(その原因をクリーニングしましたか?)」

その問われた瞬間、わたしの意識がはっきりと“内側”へ向いたのを覚えています。「すべての体験は内なる子ども(ウニヒピリ)が見せてくれているものであり、それは何度も再生されている記憶である」ということ。その言葉を通して、わたしは不安を克服するために自信を“外”に探すことではなく、“内側”に働きかけることを学びました。

自分を厳しく裁いたり、足りないところを測るのではなく、内なる子どもに愛とケアを注ごうと、それまでないがしろにしてきた関係を、少しずつ築いていきました。とはいえ、深い記憶やトラウマに触れるときには、やはり苦しみもありました。仕事や人間関係の中で体が震えたり、自分の判断に自信が持てないと感じることも続いていました。それでも、それに気づいた時は、「これは誰のせいか」「なぜこうなるのか」と原因を外に探す代わりに、まず内なる子どもに声をかけるようにしたのです。「何かが起きたら、まず自分に働きかける」ということを繰り返しました。それでも怖れや不安が突然全てなくなるわけではありません。しかし、どんなに慌てているときでも、「原因は自分の中にある」と思い出し、クリーニングすることで、心を整えられるようになったのです。

不安で心がざわついて、なかなか自分の中に落ち着きや自信を取り戻せない時こそ、「出てきたものを恐れずに、見つめて、クリーニングする」
ただそれだけでいいのです。それはとても美しく、やさしいプロセスです。

わたしたちは実践を通して、内なる子どもウニヒピリにこのように教えてあげることができます。

「混乱に巻き込まれる代わりに、これはクリーニングするものだと選択していくことができるよ」

そうしてわたしたちは、自分の内なる家族と、より深くつながり、真の自信を取り戻していきます。

平和
キャロライン・カワイアヌエヌエ・セイヤーズ



Caroline Kawaianuenue Sayres キャロライン・カワイアヌエヌエ・セイヤーズ SITHホ・オポノポノと出会ったのは1984年のハワイ州宝である故モーナ女史のクラスでのことでした。 それから、キャロラインはヒューレン博士とモーナ女史が主催するあらゆるクラスに長年の間、生徒として、そしてスタッフとして参加し続けました。 キャロライン・カワイアヌエヌエ・セイヤーズのインタビュー記事はこちらからご覧ください。

講師インタビュー

動画

体験談