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鍵は『自分の道』に戻ること


未来への恐れや不安、今、あなたが感じている他者との比較による苦しみや絶望。
実は、それらの本質は、わたしたち全員が共有しているものなのです。

実際のところ、わたしたちはそれぞれ異なる家族構成、資産、状況の中で生きています。
けれども、それらに対して抱く思考の根本は、あなただけのものではありません。
アメリカ人としてハワイに暮らすわたしも、地球の裏側に住む誰かも、そして岩までもが共通して持っている記憶なのです。

それらの記憶は、各々の文化や地域、状況に応じて形を変えながら、自分自身の知覚を通して受け取っているのだと考えてみてください。

だからこそ、たとえ今がどれほど深刻な状況であったとしても、わたしたちができる最善のことは「クリーニング」なのです。
これは、どれほど切羽詰まった状態であっても、必ず自分にできることがあるという事実は、わたしたちにとって大きな希望です。

クリーニングをするということは、あなたやわたしに与えられた役割であり、宇宙が誕生した瞬間から今日に至るまで、いのちとともに与えられてきた権利でもあります。

今、あなたが未来に対して恐れていることはなんでしょうか?
この激動の現代社会において、一生懸命働いている自分の行動は正しいのか?
これから年齢を重ねていくなかで、自立して生きていけるのか?
家族をこれから先、長い時間にわたって支えていくことができるのか?
いつか自分の才能と出会い、それを活かして生きていくことが本当にできるのか?

将来、何が起きるか、あるいは何が起きないかということが、あなたに恐れをもたらしているのではないでしょうか?
どんなことであれ、思い出してほしいのは、それが「記憶」そのものであるということです。
あなたの中で再生されているその記憶を、あなた自身の意志でクリーニングし始めれば、必ず現実は動き始めます。

あなたが望んでいるような形や変化が、目に見える形では現れないかもしれません。
しかし、結果は、いつでもポジティブです。
宇宙はいつだって、わたしたちの想像を超えた形で、完璧な流れと働きによって、正しい方向へと動いているのです。

わたしの役目は、ただひとつ。自分の体験を通してクリーニングをすること。
そうすることで、その完璧な流れ、つまり「自分の道」へと戻ることができるのです。

平和
KR



KAMAILELAULI’I RAFAELOVICH カマイリ・ラファエロヴィッチ(通称 KR女史) SITH ホ・オポノポノの創始者、 故モーナ女史の一番弟子。 50年以上クリーニングを続けている。MBA(経営学マスター)やMAT(マッサージセラピストライセンス)の資格を取得。 ハワイでは不動産業を営み、さらにホ・オポノポノを使ったコンサルティングボディーワークランドクリーニング、講演活動を全国各地で行っている。著書に「ホ・オポノポノジャーニー ほんとうの自分を生きる旅」 「ホ・オポノポノライフ」(いずれも講談社)、共著に「ウニヒピリ」(サンマーク出版)、「はじめてのウニヒピリ 」(宝島社)がある。

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